2023年10月の記事一覧
令和5年度 第2回学校説明会 校長挨拶
受験生の皆さん、そして保護者の皆様、こんにちは。本日は川口北高校の第2回学校説明会に、お越しいただき、たいへんありがとうございます。心より歓迎申し上げます。
さて、本校はご案内の通り今年度、創立50周年を迎えました。この半世紀にわたる歴史の中で、当然県立高校なので私立高校や新しくできた学校の施設や設備にはかないませんが、多くの先輩方が創り上げた『伝統と校風』が今日の川北の支えとなっています。
ピカピカの奇麗な校舎ではありませんが、自然豊かな落ち着いた環境で、学習に、部活動に、学校行事に頑張っている生徒たちが、たくさんいますので、ぜひ今日は、生徒たちの実際の姿をよくご覧いただきたいと思います。また、8月の第1回説明会の話ですが、創立50周年の記念の年でもあり、「川北の挑戦」と位置付けて「制服のリニューアル」や「公式インスタグラム開設による川北の魅力発信」などさまざまな改革に挑んでいるということをお話ししました。さらに、文武両道と自学自習によって、進学実績や部活動の活性化につながっていること、そして伝統ある「校風」についてもお話をしました。この時の内容は本校の学校ホームページの「校長室より」の中に「校長のことば」として、掲載していますので、後ほどご覧いただければ幸いです。
また、先ほど言った公式インスタグラムについては、配付物の中に「制服リニューアル」のチラシがあると思いますが、そこにQRコードがついていますので、ぜひ川北のイベントや日常の様子を画像でご覧下さい。そして、よろしければフォロワーになっていただけると、作っている者の励みにもなりますので、よろしくお願いいたします。
さて、少し前置きが長くなりましたが、今日は校長として歴代校長から引き継がれている『川口北高生に求めること』について3点ほどお話したいと思います。
まず第1に川北生に求めることは、「品格」を育ててほしい、ということです。何も難しいことを求めているわけではありません。「明るく爽やかな挨拶」、「気持ちのいい返事」「清潔感あふれる服装」「心を込めて行う清掃」など、日々、当たり前のことである「凡事」を徹底して行うことを求めています。これこそが本校の校風を創り上げた原点になっていると考えていますので、今後も大切にしていきたいと思います。
第2に「高い志」を持つことです。コロナ禍や事件・事故、世界各地で起こっている紛争など、この激動の世の中を生き抜くためには、「高い志」が必要です。「志」とは、生涯にわたって、社会に貢献するという強い意志を持つことでもあります。そのために川口北高校では、勉強でも、部活動でも、すべてにおいて積極的に自分を磨き、自分を高めることが必要だと考えています。
第3には、「授業」を大切にすることです。本校では近年、多くの大学で重視されている、文系や理系に偏らない教育、これを「文理融合教育」と呼びますが、これを高校段階で実現することを目指しています。そのため、1・2年生では、文系理系に分けることなく、全員がまんべんなくすべての教科目を学ぶことを基本としています。一部の高校では、徹底的に大学受験だけを目指す予備校的な教育だけをしている所もありますが、本校では、受験に役立つ力をつけることはもちろん、高校生の今の時期だからこそ、大学に入ってから役に立つ力、または社会に出てから役に立つ力を身に付けさせたいと考えています。
以上の3つのことを求め、生徒と教職員、そして保護者の皆様の協力を得ながら「チーム川北」として、夢の実現に向かって行くこと こそが、川北の伝統であり校風として受け継がれているものです。ぜひ、皆さんも本校に入学して、充実した高校生活を送ってほしいと思っています。
さて、最後になりますが、校長として本日は受験生の皆さんに「川口北高校」を第1志望校として決めてほしいと思ってお話をしています。一人ひとりを大切にする教育、文武両道と自学自習に励み、地道で真面目な学校です。皆さんの才能やその可能性を、ぜひ川北で開花させましょう。
また、夢や希望があるところには必ず試練はつきものです。今がもしかしたら、皆さんにとって受験勉強で一番きつい時期かもしれません。偏差値の「2」とか「3」に一喜一憂するのではなく、将来の夢や希望を実現するための試練だと思い、粘り強く受験当日に向けて頑張ってほしいと思います。これから、冬にかけて体調を崩したりすることがないように、体調管理だけは怠らないでください。では皆さんの健康と成功をお祈りして、私の話は終わりたいと思います。
10月2日 後期始業式 校長講話 「前期総括、ストレス、成長する人とは・・・」
皆さん、おはようございます。2学期制の川北では今日から後期が始まります。そろそろ季節は秋です。このあと暑さも収まってくるでしょうから、計画的に有意義な時間の使い方をしてください。
では今日も三つほどお話をしたいと思います。まず一つ目は前期の総括です。改めて振り返ると5月にコロナウイルスの扱いが変わり、学校生活のいろいろな場面で、昨年とは違って制限が緩和され、気持ち的にも少し落ち着けたのではないでしょうか。今日ここにいる皆さんは、発熱などもなく健康状態は万全だと思いますが、やはり扱いが変わったとしてもウイルスがなくなったわけではありませんし、インフルエンザなどの他の感染症にも気を付けなければなりません。また、今年の夏は天候の面でも猛暑日が連続したり、地域によっては大雨の被害が出たりして、自分たちの意思ではどうにもできないこともたくさんありました。しかし、そんな状況であっても時は進んでいきます。周りの環境に簡単に左右されず、スムーズな日常生活を過ごすためにも、自ら考え、自ら工夫をして、充実した「後期」にしてほしいと思います。
次に2つ目ですが9月から秋にかけて多くの高校生が感じるであろう「ストレス」についてです。 皆さんは日々の生活が忙しい人がほとんどだと思いますが、その中で多かれ少なかれ生きている限り 悩みやつまずきは誰にでもあるものです。しかし、今の生活の中で苦しいながらも、自らの生活リズムを整えて、「文武両道」「自学自習」に取り組めている人もいます。もしも、自分のやることがうまく行かなくて「ストレス」を感じている人は、まずは身近なクラスの仲間、部活の仲間などをよく見てみてください。そして困った時にはコミュニケーションを取ってください。 特効薬などはありませんが、お互いに人を信頼し、相談をするなどして「ストレス」を乗り越えてほしいと思います。
特に3年生はこれから受験勉強が本格化します 。辛い 今だからこそ仲間が大事です。「受験は団体戦」という言葉は、実際にこの後感じてくると思いますが、川口北高の生徒として、最後まで諦めることなく、自分の進路希望を粘り強く叶えてください。先日の体育祭を見ても皆さんならできるはずです。また、1、2年生も同様ですが、何事も諦めず、継続をすること、やり切ることが大切ですので 頑張ってください。
三つ目は、「人の成長」についてです。4月からの約半年間、皆さんはどのように成長したでしょうか。前向きな学校生活が送れて、何かしらの努力の成果が出せたという人は、本当によく頑張ったと思います。しかし、すべてが100点満点とはいかない人もいるはずです。そこで成長を続ける人とそうでない人の特徴について話したいと思います。最近は大谷翔平選手のことばかりであまり話題にはなりませんが、野球で有名なイチローさんが、かつてこんなことを言っていました。「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道である。」また、もう一つ。「努力せずに何かできるようになる人を”天才”と呼ぶのなら僕はそうじゃない。」と言っていました。このイチローさんの言葉とも重なりますが「成長を続ける人」とは、将来こんな風になりたいとか、夢や目標を大事にする、前向きな人です。また、コツコツと努力を続けてチャレンジして、自分から行動ができる人です。さらに、失敗しても人のせいにはせず、逆に人にやさしく仲間の良いところがわかる人です。一方「成長できない人」というのは、自分なんかにできっこないとか、何をやっても駄目だと言う人。また、そう言いながら自分には甘く授業も家庭学習も受け身で消極的。そもそも努力が足りない人で、さらに人には厳しく色々と口実をつけて何かのせいにする人です。皆さんのこの半年間は、どちらに当てはまることが多かったでしょうか。完璧な人間などいるわけがありませんから、この「後期」のリスタートの際に、自分を振り返り、ぜひ「成長できる人」を目指してください。
最後に、せっかく川北に入学して、頑張っている皆さんですから、「文武両道」「自学自習」「凡事徹底」等を大切にし、そして実行して、後期も感染症防止に気を付けて充実した日を送ってください。