2023年7月の記事一覧
7月全校集会 校長講話 「覚悟を決める夏に」
皆さんおはようございます。まず最初に連絡をします。昨日までの球技大会、猛暑の中、皆さんの力強さを見ることができ、校長として誇りに思っています。そんな学校の魅力をもっと発信して川北の価値を高めたいと思い、この夏休みから「公式インスタグラム」を始めてみることにしました。夏休み中の活動にiPadを持ってお邪魔すると思いますが、よろしくお願いします。
それでは、今日はあまり時間がないので、夏休みを迎えるにあたって2点だけに絞って話したいと思います。まず1点目はこの39日間の夏休みを「覚悟を決める夏にする」ということです。校長として特に3年生に伝えたいのは、「進路実現の夏」、そして1.2年生には「文武両道の実践と進路希望を決定する夏」です。
ともに進路という言葉を使いましたが、高校生にとって進路を決めるということは、ただ単にどの大学に進学するかを決めることではありません。進路について考えるということは、自分の人生をどう生きるか、10年後、20年後、50年後の人生について考えるということです。どうしたら納得のいく充実した人生が送れるのかを、しっかり考えてください。少なくとも「誰かに勧められたから」とか、「行けるところでいいや」という姿勢では、将来どこかで必ず後悔をします。
ですから高校での学びは、目先の大学進学のため、だけにあるのではなく、皆さんの一度限りの人生について考えることであり、必要な基礎を身に付けることです。授業や部活動、学校行事など、川北ならではの「文武両道の生活」を実践して、これからの人生に必要な基礎を身に付けるための夏にしてください。
では、どのように学び、何を身に付ければ良いのか。私から3つほどアドバイスを贈りますので、各学年に応じて考えてみてください。
まずひとつ目は「覚悟を決めること」です。自分の能力は自分しかわからないものです。少し無理かなと思われることでも、背伸びをして挑戦してみる覚悟を決めることです。覚悟を決めることで、「やるしかない」という前向きな気持ちになり、勇気が湧いてきます。
2つ目は「チャンスを逃さないこと」です。毎日の生活で、自分が成長できるタイミングは、どこかに潜んでいます。たまたま、できたことでも構いません。やる気になったり、達成感が得られた時を見逃さないください。とにかくやってみること、参加してみること、トライすることです。皆さんの積極性と冒険心が、自分自身の人生を切り開く突破口になります。
そして3つ目には「計画を立てること」です。高校生というのは、受験生だろうが、そうでなかろうが、忙しい毎日を送っている人がほとんどです。時間に追われたり、疲れが溜まったりすると、意欲がなくなり、「さぼりたい」、「逃げたい」という気持ちが湧いてきます。その時に耐えられるか、踏ん張れるかが勝負です。ですから、しっかりとスケジュールを立てて、優先順位を決め、自分に合った独自のルーティンを作り上げてください。
2点目の話ですが、今日は特に3年生に伝えたいことがあります。これから長く、厳しいであろう「受験勉強の夏」がやってきます。
皆さんは、自学自習オリエンテーションも終え、いよいよ受験本番です。校長面接では、高い志を持ち、東京大学、一橋大学を始めとする難関大学を希望する生徒が数多くいました。また、早慶上理などの難関私大、そして地方の国公立大学を目指す生徒も、たくさんいました。ぜひ、目標達成のため、毎日、必死になって受験に向けた取り組みを継続してください。
皆さんの先輩たちの合格体験談などを総合的に分析すると、川北の3年生のこの夏の勉強時間は、1日10時間!東部地区のある進学校ではこの夏休み中に500時間と言っている所もありますが、 皆さんにはまずは10時間。これを目標にしてください。決して大きすぎる目標ではありません。「夏を制する者は受験を制す」と言います。「何事にも、粘り強く、あきらめない姿勢」を貫くことが大事です。
また、部活動をまだ引退せず、徹底的にやりきろうという3年生もたくさんいます。不安はあるとは思いますが、やり切った者の強みは「粘り強さ」です。10時間とは言いませんが、毎日の授業がない夏休みは「質の高い勉強」をしてください。そして、文武両道、完全燃焼を極めてください。皆さんの努力は、決して噓をつかないと、校長として信じています。
最後に皆さんに一言。辛いときは誰かに相談し、チーム川北の精神のもと、「覚悟の夏、自分で自分を褒められる夏」にしてください。以上です。