校長のことば

1月校長講話

みなさん 明けましておめでとうございます。

 令和4年がスタートしました。「一年の計は元日にあり」と言います。皆さんは今年、一年の目標を定めましたか?もし、まだ目標を定めていない人がいたら今日から3日以内に令和4年の目標を掲げてください。目標のないところに成功はない。そして成長もない。小さな目標でいい、目的をもってしっかり歩いて行ってください。皆さんは、いろいろな可能性を秘めた、可能性の塊です。自分を信じ、周りの人を信じ、学校を信じ、強い心を、やり抜く心を育ててください。そして、そのやり抜く心をもって、皆さん、一人一人の北高生としての学校生活を充実したものにしてほしい。それが、高校生活を楽しむということです。3年間の高校生活を楽しみ、笑顔で卒業しもらうことが、校長としての心からの願いです。

 それでは、年頭にあたり、校長としての令和4年の目標についてお話しします。川口北高校は令和5年に50周年を迎えます。そのため、令和4年の目標は半世紀の間に積み上げてきた「川北の伝統と文化」を時代の潮流と照らし合わせ、継承すべき伝統と文化をしっかりと継承し、次の50年に向けた基盤づくりをすることです。これは、次の50年に向けて新しい川北を皆さんと一緒に創り上げていくことであり、皆さんの協力なしにはできないことです。そこで、今日は、あらためて川口北高校の「伝統と文化」についてお話をし、校長として、皆さんに求めていることを確認したいと思います。

川口北高校には、独特の伝統や文化があります。「高いレベルでの文武両道」、「予習、授業、復習」の「黄金サイクル」、「自学自習の精神」、「教養主義、リベラルアーツの推進」、あいさつ、清掃、品位ある服装などの「品格ある行動」、「凡事徹底」などです。中学生の面影を残す1年生が、授業や学校行事、部活動を通して、先輩方や先生方と接するうちに、次第に、態度、身のこなし、考え方、これらが、「川北生らしく」なってきます。これが、本校の伝統であり、独特の文化です。ここで、皆さんに問いたい。皆さんは、真の川北生になれていますか?もし、真の川北生とはどういう意味か分からない人がいたとしたら、それは、人の話が聞けない人です。先ほど話をしたばかりです。本当に分からない人は、担任の先生から聞きなさい。先生方には、皆さんが真の意味での川北生になるよう指導して頂いています。その上で、自分が真の川北生になれていないと思う人は、今日から真の川北生になることができるように努力をしてください。

私が令和4年の目標として掲げた「良き伝統と文化をしっかりと継承する」ためには、皆さん一人一人が真の川北生になり、来年の4月に入学してくる新入生に身をもって伝えていかなければなりません。「黄金サイクルや自学自習が大切である」という価値観、「高いレベルでの文武両道を成し遂げる」という高い理想。凡事を徹底し、品格ある大人になるよう、「あいさつ、清掃、品位ある服装」を心掛ける。教養を身に付けるよう読書に親しみ幅広く学ぶ。こういった理想や価値観に基づく、川口北高校での先輩としての、しっかりとした行動や振る舞いが後輩に伝播し、「川北生らしくなる」のです。集団としての理想や価値観が個人の理想や行動の規準となるのです。これは、皆さん一人一人の希望する進路実現を達成するだけでなく学校全体の成長にもつながることになります。換言すれば、「チーム川北」の集団としての力量を向上させることが、皆さん一人一人を成功に導くことにも繋がります。これが、「チーム川北」としての強みです。皆さんは、この川口北高校の良き伝統と文化をしっかりと行動と態度で示し、チーム力を向上させ、川口北高校を、より一層発展させてください。そのために、川北生としての「誇り」と「自覚」を持って生活をすること。勉強でも、部活動でも、自分で考え工夫をして、自ら積極的に取り組む姿勢「自主自律の精神」を養うこと。特に授業は、受け身ではなく、主体的に学ぶアクティブラーナーになること。間違っても先生の答えを待つ、自分で考えない、学ばない学習者になってはいけません。そして、「明るく爽やかな挨拶」、「気持ちの良い返事」「清潔感溢れる服装」そして「清掃」まさに日々「凡事徹底」により、品格を身に付けてください。 これらが、校長として皆さん一人一人に求めていることです。

 最後になりますが、3年生は今まで、自分を逆境の中に置き、自分を追い込み、思い悩み、日々努力を重ね、受験に向けての準備をしてきました。努力は決して裏切りません。大学入学共通テストまで、今日を入れて10日となりました。試験会場は本校です。地の利を生かし、普段通りの力が出せるよう、身体のリズムを整えましょう。今まで高いレベルでの文武両道を目指して努力してきた皆さんなら、必ず自分の実力をいかんなく発揮し「大きな花を咲かせてくれる」ものと信じています。心からのエールを送ります。

 1、2年生は、これからの3ヶ月がとても大切です。2年生は3年生に向けての0学期のスタートです。「先んずれば人を制す」です。受験生としての意識を持ってください。単なる勉強と部活動の両立ではありません。受験勉強と部活動の両立です。1年生は、自分の土台作りをする年です。自分の苦手科目を克服することで、進路の幅を広げてください。出来ないことの「愚痴」や「言い訳」、環境に対する「不満」や「不平」は生産的ではありません。どうしたらできるのか、どうすれば成果をあげられるのか、置かれた立場で工夫し解決策を考えてください。

 皆さんは、可能性の塊です。困難にぶつかったら、昨年末に皆さんに贈った「本気になる」の3つの言葉を思い出し、自信を持ってやり切ってください。以上、校長講話とします。