校長のことば

令和6年度1月全校集会 校長講話【R7.1.8】

 皆さんあけましておめでとうございます。令和7年がスタートしました。「1年の計は元旦にあり」と言いますが、今年1年の目標を定め、しっかりとそれぞれの歩みを進めてください。

 まずは3年生の受験生の皆さんへ。いよいよ共通テストまで「あと10日」です。共通テストはゴールではありませんが、受験の第1歩としてはとても大切な日になります。不安や焦りがない人など、いないと思いますが、共通テスト受験で一番大切なのは「基礎基本」です。難問はあまり多くないはずですから、問題文をしっかりと理解すること、そしてみんなができる問題を取りこぼすことがないように、平常心を忘れず、自分自身を信じて、穏やかにテスト当日を迎えてください。

 それでは 年頭にあたって校長としての令和7年の目標についてお話をします。
 川口北高校は昨年 51年目を迎え、半世紀にわたる 伝統と校風を引き継ぎつつ新制服の導入や学校広報活動の活性化、探究活動の改革など、新たな挑戦の1年を経験しました。そして今年は52年目を迎えるわけですが、今年の目標は「挑戦の継続と絆を深めること」としました。 

現在の川口北高校は中期的な目標である目指す学校像として「 文武両道の精神のもと、高い志と品格を備えた未来を開くグローバルリーダーを育成する学校」を掲げています。この学校が目指すべき目標を一度見つめ直してみてください。自分が川北生として何をしなければならないのかを見失っている人にも、何となく見えてくるのではないでしょうか。それでは、この教育目標を達成していくために、今皆さんが川北生として求められているものは何でしょうか。それが川口北高校の定めるアドミッションポリシーというものです。「入学の心得」として定めているものなので、日常的に意識することは少ないと思いますが、改めて紹介すると、「第1に、文武両道の精神を自覚し実践しようとする生徒、第2に、高い志を立てその実現に向けて常に努力しようとする生徒、第3に、品格を身につけるため凡事徹底を実践することができる生徒、第4に、多様性を認め他人と協働しようとする生徒」、この4点になります。つまりキーワードは「文武両道、高い志、品格と凡事徹底、多様性」などで、具体的にやるべきことがしっかりと定められているわけです。

 どうしても日々の忙しさのため、このような学校の目標を意識することは難しいと思いますが、この「アドミッションポリシー」を実践することで、学習活動でも部活動でも自分で考えて工夫をし、自ら積極的に取り組む姿勢や、自主自律の精神を養ってください。特に授業については「総合的な探究の時間」などの際には何度も聞いていると思いますが受け身ではない、自ら学ぶ姿勢を身につけ、「主体的で対話的な深い学び」を実現できる「自立した学習者」になってください。少なくとも「先生に教えてもらうまで待っている」とか「自分自身では考えない」とか、自ら学ばないような学習者になってはいけません。そして日常的に実践してほしいこととして、明るく爽やかな挨拶をすること、気持ちの良い返事をすること、清潔感あふれる服装でいること、心を込めた清掃をすることなど、凡事徹底を実践して品格を身につけ、その品格にますます磨きをかけていってください。これらのことの実現に向けて川北生としての自覚と誇りを持って、川口北高校の挑戦を一人一人の手で実現して行ってほしいと思います。

 もう一つの目標の「絆を深めること」についてですが、現在進めている「学校の広報活動の活性化」などについてです。皆さんは川北の学校ホームページが毎日どのくらいの人に見られているのか、考えたことがあるでしょうか。学校のホームページには閲覧数のカウンターがあり、毎日何回このホームページが見られているかをカウントしています。昨年の4月から12月、つまり令和6年度に入ってから9ヶ月間の1日の平均閲覧数はおよそ6600件です。また、1日あたりの閲覧数が14万件を超える日もありました。さらに公式Instagramのフォロワー数も3000件を超えている状況です。

これらの件数の中には、在校生の皆さんやその保護者の方もいると思います。また中学生の受験生やその保護者の方なども見てくれていると思います。ただそれだけではなく、川北を卒業したたくさんの卒業生の方々や地域の方々からも注目を集めている状況です。このように学校の活動を外部の方にお伝えすることによって、学校の魅力をよりわかっていただき、一方では自分たちの活動が外部に紹介されることによって、今よりも もっと高い目標に向かって頑張ろうというモチベーションの向上にもつながっているはずです。こうしたことから学校の内外に情報を発信して川口北高の応援をしていただける方々を増やし、その絆を深めていくことが、学校の発展にとっては必要なことではないかと思っています。

 これからも川北を応援してくれるファンの方々を大切にしていくために、広報活動をさらに充実させていかなければならないと考えています。生徒の皆さんにはそれを支えていくための協力と支援をしてもらい、学校がより多くの人たちと絆を深められるように、よろしくお願いします。

 最後になりますか、インフルエンザなどの感染症がとても流行っています。共通テストだけでなく部活動の大会などもたくさんあるこの1月の時期を、お互いの生活と健康を守るためにしっかりと感染予防対策を取った学校生活を送ってください。そして、ここにいる49期生の受験生の皆さんをあと押しするためにも、「チーム川北」が一丸となって応援していきたいと思います。令和7年が皆さんにとって幸せな1年になるよう願って、校長の年頭の挨拶といたします。