校長のことば
令和5年度 第2回学校説明会 校長挨拶
受験生の皆さん、そして保護者の皆様、こんにちは。本日は川口北高校の第2回学校説明会に、お越しいただき、たいへんありがとうございます。心より歓迎申し上げます。
さて、本校はご案内の通り今年度、創立50周年を迎えました。この半世紀にわたる歴史の中で、当然県立高校なので私立高校や新しくできた学校の施設や設備にはかないませんが、多くの先輩方が創り上げた『伝統と校風』が今日の川北の支えとなっています。
ピカピカの奇麗な校舎ではありませんが、自然豊かな落ち着いた環境で、学習に、部活動に、学校行事に頑張っている生徒たちが、たくさんいますので、ぜひ今日は、生徒たちの実際の姿をよくご覧いただきたいと思います。また、8月の第1回説明会の話ですが、創立50周年の記念の年でもあり、「川北の挑戦」と位置付けて「制服のリニューアル」や「公式インスタグラム開設による川北の魅力発信」などさまざまな改革に挑んでいるということをお話ししました。さらに、文武両道と自学自習によって、進学実績や部活動の活性化につながっていること、そして伝統ある「校風」についてもお話をしました。この時の内容は本校の学校ホームページの「校長室より」の中に「校長のことば」として、掲載していますので、後ほどご覧いただければ幸いです。
また、先ほど言った公式インスタグラムについては、配付物の中に「制服リニューアル」のチラシがあると思いますが、そこにQRコードがついていますので、ぜひ川北のイベントや日常の様子を画像でご覧下さい。そして、よろしければフォロワーになっていただけると、作っている者の励みにもなりますので、よろしくお願いいたします。
さて、少し前置きが長くなりましたが、今日は校長として歴代校長から引き継がれている『川口北高生に求めること』について3点ほどお話したいと思います。
まず第1に川北生に求めることは、「品格」を育ててほしい、ということです。何も難しいことを求めているわけではありません。「明るく爽やかな挨拶」、「気持ちのいい返事」「清潔感あふれる服装」「心を込めて行う清掃」など、日々、当たり前のことである「凡事」を徹底して行うことを求めています。これこそが本校の校風を創り上げた原点になっていると考えていますので、今後も大切にしていきたいと思います。
第2に「高い志」を持つことです。コロナ禍や事件・事故、世界各地で起こっている紛争など、この激動の世の中を生き抜くためには、「高い志」が必要です。「志」とは、生涯にわたって、社会に貢献するという強い意志を持つことでもあります。そのために川口北高校では、勉強でも、部活動でも、すべてにおいて積極的に自分を磨き、自分を高めることが必要だと考えています。
第3には、「授業」を大切にすることです。本校では近年、多くの大学で重視されている、文系や理系に偏らない教育、これを「文理融合教育」と呼びますが、これを高校段階で実現することを目指しています。そのため、1・2年生では、文系理系に分けることなく、全員がまんべんなくすべての教科目を学ぶことを基本としています。一部の高校では、徹底的に大学受験だけを目指す予備校的な教育だけをしている所もありますが、本校では、受験に役立つ力をつけることはもちろん、高校生の今の時期だからこそ、大学に入ってから役に立つ力、または社会に出てから役に立つ力を身に付けさせたいと考えています。
以上の3つのことを求め、生徒と教職員、そして保護者の皆様の協力を得ながら「チーム川北」として、夢の実現に向かって行くこと こそが、川北の伝統であり校風として受け継がれているものです。ぜひ、皆さんも本校に入学して、充実した高校生活を送ってほしいと思っています。
さて、最後になりますが、校長として本日は受験生の皆さんに「川口北高校」を第1志望校として決めてほしいと思ってお話をしています。一人ひとりを大切にする教育、文武両道と自学自習に励み、地道で真面目な学校です。皆さんの才能やその可能性を、ぜひ川北で開花させましょう。
また、夢や希望があるところには必ず試練はつきものです。今がもしかしたら、皆さんにとって受験勉強で一番きつい時期かもしれません。偏差値の「2」とか「3」に一喜一憂するのではなく、将来の夢や希望を実現するための試練だと思い、粘り強く受験当日に向けて頑張ってほしいと思います。これから、冬にかけて体調を崩したりすることがないように、体調管理だけは怠らないでください。では皆さんの健康と成功をお祈りして、私の話は終わりたいと思います。
10月2日 後期始業式 校長講話 「前期総括、ストレス、成長する人とは・・・」
皆さん、おはようございます。2学期制の川北では今日から後期が始まります。そろそろ季節は秋です。このあと暑さも収まってくるでしょうから、計画的に有意義な時間の使い方をしてください。
では今日も三つほどお話をしたいと思います。まず一つ目は前期の総括です。改めて振り返ると5月にコロナウイルスの扱いが変わり、学校生活のいろいろな場面で、昨年とは違って制限が緩和され、気持ち的にも少し落ち着けたのではないでしょうか。今日ここにいる皆さんは、発熱などもなく健康状態は万全だと思いますが、やはり扱いが変わったとしてもウイルスがなくなったわけではありませんし、インフルエンザなどの他の感染症にも気を付けなければなりません。また、今年の夏は天候の面でも猛暑日が連続したり、地域によっては大雨の被害が出たりして、自分たちの意思ではどうにもできないこともたくさんありました。しかし、そんな状況であっても時は進んでいきます。周りの環境に簡単に左右されず、スムーズな日常生活を過ごすためにも、自ら考え、自ら工夫をして、充実した「後期」にしてほしいと思います。
次に2つ目ですが9月から秋にかけて多くの高校生が感じるであろう「ストレス」についてです。 皆さんは日々の生活が忙しい人がほとんどだと思いますが、その中で多かれ少なかれ生きている限り 悩みやつまずきは誰にでもあるものです。しかし、今の生活の中で苦しいながらも、自らの生活リズムを整えて、「文武両道」「自学自習」に取り組めている人もいます。もしも、自分のやることがうまく行かなくて「ストレス」を感じている人は、まずは身近なクラスの仲間、部活の仲間などをよく見てみてください。そして困った時にはコミュニケーションを取ってください。 特効薬などはありませんが、お互いに人を信頼し、相談をするなどして「ストレス」を乗り越えてほしいと思います。
特に3年生はこれから受験勉強が本格化します 。辛い 今だからこそ仲間が大事です。「受験は団体戦」という言葉は、実際にこの後感じてくると思いますが、川口北高の生徒として、最後まで諦めることなく、自分の進路希望を粘り強く叶えてください。先日の体育祭を見ても皆さんならできるはずです。また、1、2年生も同様ですが、何事も諦めず、継続をすること、やり切ることが大切ですので 頑張ってください。
三つ目は、「人の成長」についてです。4月からの約半年間、皆さんはどのように成長したでしょうか。前向きな学校生活が送れて、何かしらの努力の成果が出せたという人は、本当によく頑張ったと思います。しかし、すべてが100点満点とはいかない人もいるはずです。そこで成長を続ける人とそうでない人の特徴について話したいと思います。最近は大谷翔平選手のことばかりであまり話題にはなりませんが、野球で有名なイチローさんが、かつてこんなことを言っていました。「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道である。」また、もう一つ。「努力せずに何かできるようになる人を”天才”と呼ぶのなら僕はそうじゃない。」と言っていました。このイチローさんの言葉とも重なりますが「成長を続ける人」とは、将来こんな風になりたいとか、夢や目標を大事にする、前向きな人です。また、コツコツと努力を続けてチャレンジして、自分から行動ができる人です。さらに、失敗しても人のせいにはせず、逆に人にやさしく仲間の良いところがわかる人です。一方「成長できない人」というのは、自分なんかにできっこないとか、何をやっても駄目だと言う人。また、そう言いながら自分には甘く授業も家庭学習も受け身で消極的。そもそも努力が足りない人で、さらに人には厳しく色々と口実をつけて何かのせいにする人です。皆さんのこの半年間は、どちらに当てはまることが多かったでしょうか。完璧な人間などいるわけがありませんから、この「後期」のリスタートの際に、自分を振り返り、ぜひ「成長できる人」を目指してください。
最後に、せっかく川北に入学して、頑張っている皆さんですから、「文武両道」「自学自習」「凡事徹底」等を大切にし、そして実行して、後期も感染症防止に気を付けて充実した日を送ってください。
8月30日 全校集会 校長講話 「青春ってすごく密なので」から「敗者復活戦」へ
皆さん、おはようございます。今年の夏は例年になくとても暑かったですが、体調などの自己管理は、しっかりとできたでしょうか。また、夏休み前の集会でも話しましたが、皆さんにとって「覚悟を決める夏」になったでしょうか。
夏休みの前半を中心に夏季補講が連日実施され、また、SL-Roomなどで自学自習に励んでいる生徒もたくさん見ることができました。特に受験を控えた3年生にとっては、計画通り、充実した夏になったのではと思います。ただ、もしも、うまく行かなかったという人がいたなら、今ならまだ挽回ができます。これからの1日1日を大切にして、最後まで粘り強く、志高く、あきらめない姿勢を貫いてください。とにかく「完全燃焼」あるのみです。来年3月の進路結果の報告を期待しています。
また1・2年生にとっても同じことが言えると思います。9月以降は、もう一度計画を練り直して、川北生として、覚悟を持って「文武両道の実践と進路実現」を目標にした頑張りを期待しています。
部活でも学習でも「しんどいなあ、面倒だなあ」と感じた時が頑張りどころです。また、高校生は忙しいのが当たり前ですから、少し辛かったり、苦しいときには、誰かに相談したり、話をするだけでも構いませんので、1人で抱え込まずに「チーム川北」で乗り越えていきましょう。
2点目ですが、先日ある研修会で、今年の夏の甲子園で準優勝した仙台育英高校野球部の須江監督の話を聞く機会がありました。その須江監督の言葉について皆さんに紹介したいと思います。川北には野球部がないので、知らない人も多いと思いますが、仙台育英高校は昨年の夏の甲子園で優勝し、今年は連覇がかかっていたチームです。昨年優勝した時の「青春ってすごく密なので」という監督の言葉がマスコミで話題になり、今年も優勝を期待されていたところでした。
しかし、こちらもマスコミで大きく取り上げられた神奈川県代表の「丸坊主にしない慶応高校」に決勝で負けてしまいました。その時に須江監督が使った「人生は敗者復活戦」という言葉が今年も話題になりました。この研修会で須江監督曰く、「大切なのは挫折との向き合い方であり、挫折のない人生なんて存在しないし、面白くないんです。だからこそ人は人生において挑戦をするし、その挑戦は、ちょっとずつでも構わないので、何かを変える取り組みをすることが大切なんです。」と言っていました。
この話を聞いて、私自身の考え方にとても近く、皆さんにもこの話をぜひ伝えたいと思いました。目の前の困難から逃げ出すことなく、何ごとにも挑戦し続けること。そして、たとえそれが失敗であっても良いし、ある意味で失敗すること、失敗させることが次の挑戦につながるのだと思います。人の生活を考えてみても、成功ではなく、失敗に学ぶことの方が多いのではないでしょうか。
今、皆さんは毎日の生活の中で何かに挑戦をしているでしょうか。「しょうがないや」とか「もう無理」とか言って、挑戦することを止めたり、躊躇したりしていませんか。川北でのたった3年間の「すっごい密な高校生活」です。ぜひ、思い切り挑戦を続けてください。人生は「敗者復活戦」。失敗から学び、「敗者復活戦」から勝ち上がってほしいと思います。
最後になりますが連絡を2点。ひとつはいよいよ今週末は北高祭です。準備は順調でしょうか。先生方からも話があると思いますが、コロナ感染防止の徹底をしてください。北高祭の直前に、学級閉鎖や学年閉鎖などになってしまっては、皆さんの努力が水の泡となります。一般公開や北高祭そのものが急遽中止などにならないように、準備段階からいつもより少し高いレベルの換気と手洗い等の衛生対応をお願いします。お客さんもたくさん来ると思いますので、感染防止の対策は入念にしてください。
もうひとつは、7月の集会で言いましたが、公式インスタグラム開設についてです。おかげさまで、本日現在のフォロワー数が52日目にして「786件」になりました。しかし他の公立高校のトップは、すでにフォロワーが1000件を超えています。この北高祭期間も、多くの動画で川北の魅力を発信したいと思いますの、皆さんの協力をお願いします。
それでは、生徒、教職員、保護者からなる「チーム川北」全員の力で、創立50周年の北高祭を成功させましょう。皆さんなら、やりとげてくれると確信しています。
8月9日(水)学校説明会のお礼とコメント
【校長より】8月9日(水)の学校説明会へのご来校、ありがとうございました。
本日は川口北高校の学校説明会にお越しいただき、大変ありがとうございました。
川北を実際に体験してみて、いかがだったでしょうか。ご覧いただいたとおり、50年が経過した校舎なので、ピカピカというわけにはいきません。しかし、日々生徒や教職員が大切に使用している落ち着いた学び舎です。また、本校の生徒の案内などは、いかがだったでしょうか。自ら学び自ら行動できる生徒の姿は、本校の誇りでもあります。
ぜひ受験生の皆さんにも、本校の先輩たちのように、この教室で、高い志をもって学んでもらいたいと思っています。本日はありがとうございました。
※一部の教室でエアコンの調子が悪く、ご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
【第1回学校説明会 校長挨拶】
受験生の皆さん、そして保護者の皆様、こんにちは。本日は川口北高校の第1回学校説明会にようこそ、お越しいただきました。心より歓迎いたします。受験生の皆さんは、受験勉強は順調に進んでいるでしょうか。夏休み中ということで勉強の時間は十分にとれるとは思いますが、体調管理も重要です。睡眠時間を削って頑張っても、体調を崩したり、風邪をひいたりしたら、かえって勉強が遅れてしまいます。毎日の規則正しい生活を心掛けて、少しつらいかもしれないですが、受験生の夏を乗り切ってください。
それでは私からは、本校を第1志望校にしていただくためのお話をいくつか、したいと思います。まず1点目です。川口北高校は今年で創立50周年を迎え、今までの、半世紀の伝統を継承しつつ、これからの50年に向けたさまざまな改革に挑戦していきます。多くの公立高校よりも1年早く1人1台タブレットを導入した「ICT先進校」としての「iPadの更なる活用」や生徒自らが課題を発見し、主体的に学べる「川北独自の探究活動の推進」、個人の多様性にマッチした「制服のリニューアル」や公式インスタグラムの開設など、川北の挑戦はまだまだ続きますので、ぜひ、注目していただければと思います。
次に本校の実績についてです。創立以来この50年間、多くの方々の支援を受けながら「文武両道の進学校」としての地位を築くことができました。昨年度の進路実績では、現役生の国公立大学合格者が川北史上最高の68件となり、7年連続で50件以上となるなど、着実な結果を残しています。さらに、部活動では、昨年度は男子ハンドボール部、陸上競技部、演劇部が関東大会へ進出、書道部と美術部も全国レベルの展覧会等に入選しました。今年度も、女子ハンドボール部が関東大会に出場してベスト16に、陸上競技部3年生の西崎さんが、男子400Mハードルで北海道インターハイへの出場を決めました。特に部活動では私立高校が優位な今日、県立高校でここまでの実績をあげている学校の校長として、生徒たちとそれを支えている先生方の熱意と頑張りを高く評価したいと思います。
続いて、3点目ですが、高校選びをするにあたって先ほど話した進学や部活動の実績も大切だと思いますが、やはり自分自身にその学校の目指すものや校風が合っているかどうかが、非常に重要です。本校は校舎が新しく奇麗なわけでもありませんが、落ち着いた環境の中、文武両道を実践したいという真面目な生徒たちが集まる学校です。また毎日、朝のホームルームの前にSLタイムという自習時間を設定していて、いわゆる「自学自習」を進めています。派手さはありませんが、そんな日々の努力が実を結び、勉強でも、部活動でも、仲間とともに自分を磨き、自分を高めることができる学校です。ぜひ皆さんにも、同じ志を持つ仲間とともに、本校で学んでほしいと思います。
最後になりますが、川口北高校では、皆さんの夢と希望の実現に向けて、教職員一丸となって全力で応援していきます。皆さんが、新たな歴史をつくる川口北高校51期生として入学し、私たちと一緒に作る「チーム川北」の一員になってくれることを心から望んでいます。まだまだ、暑い日が続くと思いますが、皆さん、受験勉強、頑張ってください。
※以上が説明会当日の校長からの挨拶でした。
第1回学校説明会を終えて・・・
本校は今年で創立50周年を迎え、半世紀の歴史と伝統を受け継ぐとともに、これからの新たな50年に向けて、さまざまな改革に挑戦します。ICT先進校としてのiPadのフル活用、多様性に対応できる制服のリニューアル、川北独自の文理融合を目指した教育課題の再編成、学校ホームページや公式インスタグラムによる情報発信等々です。
特に公式インスタグラムの開設は、校長の私が自ら言い出したことでもあり、現在は自分で校内外を歩き回って撮影をしています。学校の生徒募集や地域の方々や同窓会の方々への情報発信は、学校のトップである校長がリーダーシップを取るべきだと考えています。そういう意味では、まだまだ映像等の出来栄えが今一つであること、本数もまだまだ少ないことなど、課題はたくさんありますが、始めることこそが挑戦だと思っています。これからも本校の魅力を皆さんにお伝えしていきますので、ぜひともフォローしていただけるとありがたいです。
(本校の公式インスタグラムはこちらをクリック ➡ 公式インスタグラム
今後は9月2日(土)・3日(日)の「北高祭」(生徒たちの非日常が見られるかも)、9月16日(土)・30日(土)の土曜公開授業(日常の授業の様子が見られます)、10月21日(土)の第2回説明会など、まだまだ本校の魅力をご覧いただける機会がございますので、ぜひともまた足をお運びいただければと思います。そして、「川北が第一志望です」と決めていただければ幸いです。
本日は、どうもありがとうございました。
校長 高松 健雄
7月全校集会 校長講話 「覚悟を決める夏に」
皆さんおはようございます。まず最初に連絡をします。昨日までの球技大会、猛暑の中、皆さんの力強さを見ることができ、校長として誇りに思っています。そんな学校の魅力をもっと発信して川北の価値を高めたいと思い、この夏休みから「公式インスタグラム」を始めてみることにしました。夏休み中の活動にiPadを持ってお邪魔すると思いますが、よろしくお願いします。
それでは、今日はあまり時間がないので、夏休みを迎えるにあたって2点だけに絞って話したいと思います。まず1点目はこの39日間の夏休みを「覚悟を決める夏にする」ということです。校長として特に3年生に伝えたいのは、「進路実現の夏」、そして1.2年生には「文武両道の実践と進路希望を決定する夏」です。
ともに進路という言葉を使いましたが、高校生にとって進路を決めるということは、ただ単にどの大学に進学するかを決めることではありません。進路について考えるということは、自分の人生をどう生きるか、10年後、20年後、50年後の人生について考えるということです。どうしたら納得のいく充実した人生が送れるのかを、しっかり考えてください。少なくとも「誰かに勧められたから」とか、「行けるところでいいや」という姿勢では、将来どこかで必ず後悔をします。
ですから高校での学びは、目先の大学進学のため、だけにあるのではなく、皆さんの一度限りの人生について考えることであり、必要な基礎を身に付けることです。授業や部活動、学校行事など、川北ならではの「文武両道の生活」を実践して、これからの人生に必要な基礎を身に付けるための夏にしてください。
では、どのように学び、何を身に付ければ良いのか。私から3つほどアドバイスを贈りますので、各学年に応じて考えてみてください。
まずひとつ目は「覚悟を決めること」です。自分の能力は自分しかわからないものです。少し無理かなと思われることでも、背伸びをして挑戦してみる覚悟を決めることです。覚悟を決めることで、「やるしかない」という前向きな気持ちになり、勇気が湧いてきます。
2つ目は「チャンスを逃さないこと」です。毎日の生活で、自分が成長できるタイミングは、どこかに潜んでいます。たまたま、できたことでも構いません。やる気になったり、達成感が得られた時を見逃さないください。とにかくやってみること、参加してみること、トライすることです。皆さんの積極性と冒険心が、自分自身の人生を切り開く突破口になります。
そして3つ目には「計画を立てること」です。高校生というのは、受験生だろうが、そうでなかろうが、忙しい毎日を送っている人がほとんどです。時間に追われたり、疲れが溜まったりすると、意欲がなくなり、「さぼりたい」、「逃げたい」という気持ちが湧いてきます。その時に耐えられるか、踏ん張れるかが勝負です。ですから、しっかりとスケジュールを立てて、優先順位を決め、自分に合った独自のルーティンを作り上げてください。
2点目の話ですが、今日は特に3年生に伝えたいことがあります。これから長く、厳しいであろう「受験勉強の夏」がやってきます。
皆さんは、自学自習オリエンテーションも終え、いよいよ受験本番です。校長面接では、高い志を持ち、東京大学、一橋大学を始めとする難関大学を希望する生徒が数多くいました。また、早慶上理などの難関私大、そして地方の国公立大学を目指す生徒も、たくさんいました。ぜひ、目標達成のため、毎日、必死になって受験に向けた取り組みを継続してください。
皆さんの先輩たちの合格体験談などを総合的に分析すると、川北の3年生のこの夏の勉強時間は、1日10時間!東部地区のある進学校ではこの夏休み中に500時間と言っている所もありますが、 皆さんにはまずは10時間。これを目標にしてください。決して大きすぎる目標ではありません。「夏を制する者は受験を制す」と言います。「何事にも、粘り強く、あきらめない姿勢」を貫くことが大事です。
また、部活動をまだ引退せず、徹底的にやりきろうという3年生もたくさんいます。不安はあるとは思いますが、やり切った者の強みは「粘り強さ」です。10時間とは言いませんが、毎日の授業がない夏休みは「質の高い勉強」をしてください。そして、文武両道、完全燃焼を極めてください。皆さんの努力は、決して噓をつかないと、校長として信じています。
最後に皆さんに一言。辛いときは誰かに相談し、チーム川北の精神のもと、「覚悟の夏、自分で自分を褒められる夏」にしてください。以上です。
PTA・後援会理事会が開催されました
6月3日土曜日の午後、今年度第1回のPTA後援会理事会が開催されました。午前中は、前日からの大雨の影響で電車のダイヤが乱れるなど、やや混乱しましたが、午後にはすっかり雨も上がって、無事に理事会が開催できました。会議では、令和5年度の事業計画などを確認し、執行部及び各事業部からの活動状況の報告などがありました。その時の校長からの挨拶・学校近況報告について以下に掲載しますのでご覧ください。
【校長挨拶】
保護者の皆様、こんにちは。校長の高松でございます。本日は、ご多忙の中、また悪天候の中、理事会に、ご参会いただきまして、誠にありがとうございます。
まずは、5月13日に開催しましたPTA・後援会総会と歓送迎会について、企画から運営まで、本当にありがとうございました。お礼を申し上げます。近隣の高校などの開催状況をうかがいますと、総会は対面で実施したけれど、歓送迎会まではできなかった、という所が多かったようです。そんな中、本校では、皆様の御理解、御協力のおかげで、一歩も二歩も進んだPTA活動ができていると自負おります。本当にありがとうございました。
さて、学校の近況についてですが、先週まで前期中間考査が行われていました。3年生にとっては、進路実現の第1歩となるものでしたし、1年生にとっては、初めての高校生としての定期考査でした。廊下を巡回して見ていたところ、こちらにまで緊張感が伝わってくるような真剣な様子でした。テストの結果の方がそろそろ返却されたと思いますが、それぞれが今後の勉強の仕方を考えるきっかけになったことと思います。特に1年生の保護者の皆様には、テストの出来が悪かったからすぐに塾に行くとか、部活をどうしようか、など、お子様から相談されることがあるかもしれません。そんな時は、ぜひ本校が目標としている「高い志をもって文武両道を貫いてほしい」ということをお話しいただければと思います。また、勉強方法などで困るようでしたら、面談等でご相談してください。ご協力よろしくお願いいたします。
次に部活動の様子ですが、5月26日に関東大会の壮行会を実施しました。実は本日、13:30より、女子ハンドボール部が、茨城県で行われている関東大会で、栃木県2位の県立小山西高校と戦っています。結果はまだ入ってきていませんが、関東大会予選の県大会と同じように、大活躍してもらいたいと思っています。(※女子ハンドボール部の結果は1回戦は勝利し、2回戦では山梨県1位の日川高校と対戦して惜敗。結果、関東大会ベスト16となりました)
また、陸上競技部の3年生 西崎元翔(ハルト)君が6月17日に山梨県で開催される関東大会に400Mハードルで出場します。400Mという距離はいろいろな陸上競技種目の中でも、その厳しさは、とてつもないと聞いています。夏の全国大会、インターハイにもつながる大会ですので、自己ベスト更新とともに順位にもこだわってほしいと激励したところです。
他にも3年生最後の運動部のインターハイ予選や、文化部のコンクールなど、今月中旬頃まで続きます。4月から始めた校長面接でも、ぜひ最後まで全力でやりきってほしいということ、また3年生はそのあとすぐに受験勉強モードに移れるよう、勉強の仕方や目標の持ち方など、励ましているところです。
また2年生は部活動をはじめ、いよいよ学校の中心的な立場になってきますし、1年生もなんとか学校に慣れて、ペースもつかめてきた頃かと思います。校長としては、生徒全員が健康で充実した学校生活を送ること、そして進路希望の実現を第1に願っています。そのためにも、保護者の皆様と「チーム川北」として生徒のバックアップをしていきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。
最後になりますが、総会でもお話ししましたが、本校は今年で創立50周年を迎えました。11月18日の土曜日には、ささやかですが記念式典を執り行う予定です。具体的なことを検討する今年度の第1回の準備委員会も、今後開催することになっていますので、保護者の皆様にはできる範囲でのご協力をお願いいたします。それでは、本日も有意義な協議になりますようお願いしまして、校長からの挨拶といたします。本日は、どうぞ、よろしくお願いいたします。
令和5年5月26日(金)に、女子ハンドボール部と陸上競技部の西崎さん(3年男子)の令和5年度関東大会出場の壮行会が実施されました。女子ハンドボール部は6月3日・4日に茨城県で、陸上競技部の西崎さんは6月17日に山梨県でそれぞれ開催される関東大会に臨みます。応援よろしくお願いします。
【校長挨拶】
女子ハンドボール部の皆さん、陸上競技部の西崎さん、関東大会への出場、おめでとうございます。皆さんの日々の努力が実り、晴れの舞台に出場できること、そして皆さん自身が高いレベルの文武両道を実践できたことを、心からお祝いします。昨年度までのコロナ禍で、毎日の練習にも、何かと苦労があったことと思いますが、この関東大会出場は、限られた時間をうまく使い、何をすべきかを考えながら、真剣に文武両道に打ち込んだ結果だと思います。
女子ハンドボール部の皆さんは、これから関東大会という新たなステージに立つ訳ですが、関東大会出場で満足することなく、ひとつでも多く試合ができるよう、最後の1秒まで、粘り強く、あきらめず、高い志を持って、全力で「挑戦」してきてください。また陸上競技部の西崎さんは、400mハードルという、体力的にも、精神的にもたいへんキツイ種目ですが、まずは自分に負けないで自己ベスト更新を、そして上位進出ができるよう、全力で走り抜けてきてください。
川北の関係者全員が皆さんの活躍を祈っていますので、すべての力を出し尽くして「チーム川北」の力を最大限に発揮し、悔いの残らない戦いをしてきてください。皆さんの健闘を、心から祈っています。
PTA後援会総会が開催されました
5月13日(土)の午後に本校体育館にて令和5年度PTA・後援会総会が開催されました。以下に校長の挨拶を掲載いたしますので、ご覧ください。
【校長挨拶】
皆様、こんにちは。PTA・後援会の皆様には日頃から、本校の教育活動に御理解・御協力を賜り、心より感謝申し上げます。
私は本年4月1日付で、第19代校長として本校に着任いたしました高松と申します。また、実は、生徒には、タイミングを見て言うつもりでいますが、本校の第7期の卒業生でもありまして、母校である川口北高校の記念すべき創立50周年という年に、卒業生、初の母校の校長として着任することができ、たいへん光栄であるとともに、その責任の重さも感じています。至らぬ点も多々あるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、本日は、あいにくの天候ではありますが、PTA・後援会総会ということで、会長様をはじめ会員の皆様に は、総会の準備から本日の運営、並びに御出席等について、ご尽力いただきまことにありがとうございます。また、新入生の保護者の皆様におかれましては、こうしたPTA関係の行事をとおして、ぜひ学校の様子などを見ていただくとともに、保護者の方々同士のコミュニケーションの場として、活用していただきたいと思います。ただし、世の中では、働き方改革が一層、進められていることもありますので、無理のない範囲で、楽しく有意義なPTA活動にしていただければ幸いです。
それでは、少々お時間をいただきまして、私の方から、学校の近況等について3点ほどお話をさせていただきます。
まずは、コロナ関係の話になります。現在は、国や県からの通知で、学校では、感染防止対策を徹底したうえで「マスクをしないことを基本とする」という方針が示され、本校でも「TPOに応じたマスクの着用」についての指導を実施してきたところです。また、今週、5月8日からの「感染症法上5類への移行」に伴う変更点も、県教委から示されました。これについては先日、安心・安全メールと、生徒を通じて文書の方は配布しましたが、対応について大まかな説明をしたいと思います。まず健康観察は、毎日の体温チェック・提出は「不要」となり、健康状態を継続的に把握すること、となりました。また、コロナ陽性者の出席停止期間の短縮(発症後5日経過、及び症状が良くなった後1日)や、学級閉鎖の目安なども変更になりました。詳しくは本校のHPに埼玉県からの「通知」と「ガイドライン」がありますので、後ほど御確認ください。
今後、コロナ禍がこのまま収束するかどうかは、正直、わかりませんが、学校としては、換気を十分するなどの 感染防止対策を継続しながらも、可能な限りコロナ以前の教育活動の形に近づけて行きたいと考え、教職員一同、努力をしてまいりますので、ぜひ御家庭でも御協力をよろしくお願いいたします。そのためにも、毎日の健康管理が大切です。お子さんの様子をよく見ていただければと思います。
なお、「出席停止」についてお問い合わせがあったということですが、先日のメールでもお知らせしましたが、埼玉県の方針として5月8日以降は、コロナ不安であったり、発熱や風邪症状だけでは「出席停止」の措置は、医師等からの指示がない場合、原則として出来ないことになりましたので、御承知おきください。もしも発熱等の症状があった場合には、速やかに医師の診断を受けていただければと思います。
2点目は、生徒たちの様子についてです。4月に着任してから現在までの間、時間があると校内をぶらぶらと歩いていますが、多くの生徒たちがよく挨拶をしてくれて、とてもすがすがしい思いがします。また、授業や部活動でも、ひたむきに、熱心に取り組んでいる様子を見ることができました。今日までの所で、運動部では、春の地区予選を勝ち抜き、多くの部の県大会進出の報告を受けています。中でも、私立高校が優勢の中、女子ハンドボール部は、県大会でベスト4に入り、 見事に関東大会への出場権を獲得しました。本当に素晴らしい結果だと思います。また、文化部でも各種大会やコンクールなどに出場し、元気に活動をしています。本校の目指す学校像にもある「文武両道」の精神のもと、生徒たちは一生懸命に努力し、たいへん素晴らしく、充実した高校生活を送っていると思います。
ただし、一つだけ気になることがあります。それは朝の登校時間がぎりぎりの生徒がけっこういることです。毎日八時二十五分くらいから、先生方と一緒に正門近くに立っていますが、結構なスピードで生徒の自転車が走ってきます。毎日の生活習慣や交通安全の面からも、もっと余裕を持った行動をしてほしいと思いますので、ぜひ御家庭でも自転車のマナーについてお話しをしていただき、安心・安全を第一に考えてほしいと思います。
3点目は、50周年記念事業についてです。改めて申し上げますが、本校は昭和49年に開校し、令和5年をもって、創立50周年を迎えました。昨年度は、PTA会長様を委員長とする「50周年事業準備委員会」を設立し、記念式典、記念誌、記念品などについて、学校が作成する原案について、委員会で審議をいただく形で進めさせていただいています。また、今年の11月18日の土曜日には「50周年記念式典」を実施し、来年度、令和6年度入学の「51期生」からの制服の変更について正式発表を行う予定です。このことについては、昨年度より、教職員の制服検討委員会を立ち上げ、生徒からの意見聴取などを経て、現在は最終調整段階に入っているところです。半世紀にわたる本校の歴史と伝統を継承しつつ、生徒・保護者のニーズにあったものを、またLGBTQや性の多様性にも しっかり対応できることなども、今回の制服改定の要因の一つです。学校の制服で生きづらさを感じている生徒をなくすことも目指していますので、御承知おきいただきたいと思います。
少々長くなりましたが、最後に、学校の主役である生徒、そして教職員と保護者の皆様が、しっかりと連携して「チーム川北」として活動できることが、何よりも大きな力になると私は信じています。保護者の皆様には、引き続き 御協力をお願いするとともに、コロナ後の新しい時代のPTA・後援会活動として、「無理なく、楽しく」を合言葉に活動していただきたいと思っています。それでは、本日は、どうぞ、よろしくお願いいたします。
令和5年度避難訓練が行われました。
今日は、地震の被害を想定した避難訓練がおこなわれました。以下に校長からの講評を掲載します。
皆さんこんにちは。校長の高松です。今日の避難訓練は、「地震発生時の対応」を想定した訓練でした。皆さんの記憶には、ほとんど残っていないことかもしれませんが、我々大人の世代は、地震と言えば、やはり2011年3月11日、14時46分に起こった「東日本大震災」を思い出します。
あれ以来「緊急地震速報」がたくさん出されるようになり、テレビやスマホを通じて、何度もあの嫌な感じの音を聞く機会が増えました。皆さんは今日、どんな気持ちでこの訓練に臨んだでしょうか。ただ避難しただけでは、今日のこの訓練をやった意味が半減してしまいます。そこで私からは具体的に3点「講評」としてお話しをしたいと思います。
まず1つ目は、「災害時にパニックにならない」ということです。災害はいつ、どこで発生するかわかりません。特に大勢の人がいるときに災害に会った場合、大声を出したり、われ先にと走り始めて、周りが見えなくなってしまう危険性があります。今日のような避難訓練を実際にやっている皆さんなら、もしも大勢の人が一度に出口に殺到したらど うなるか想像できるはずですね。昨年の10月の韓国ソウルの梨泰院(イテウォン)での群衆による大事故も思い出されます。とにかく災害時には、パニックにならないことを心がけでください。
2つ目は、近年、自然災害が増えてきている状況の中で、自分の身を守るために大切なことは「想定外を想定すること」だと思います。これは実際に、過去の経験を超える災害などが起こっているからこそ、大切にしてほしいことです。今から4年ほど前の2019年10月、台風19号によって多くの川が氾濫して、たくさんの方が亡くなったことがありました。海のない比較的自然災害の少ない埼玉県でも大きな被害が出ました。その時の反省として「自分だけは大丈夫だろう」と思ってしまった心理的な要因があげられます。今回の地震とはまた違う災害ですが、ほんの少しだけ早く避難していればもっと助かった命もあったのかもしれません。「まさか」と思う想定外のことが現実に起こるということを忘れないでください。
そして3つ目は、今の2つの話にも繋がりますが、「率先避難者」としての行動を身に着けてほしいということです。この「率先避難者」とは、まずは周囲に避難を呼びかけながら、自ら率先して避難をする人を指します。もう一つは、大雨による河川の氾濫など、避難指示や避難勧告が出た際、避難することを躊躇し、迷うことで、避難の遅れにつながり、大きな被害が出てしまうことがあります。まずは誰かが逃げ出すことで、ほかの人が逃げ出すことにもつながりますので、率先して避難できる人になってください。
最後になりますが。災害の時に、誰しも自分が被災者になると思っていた人はいないはずです。「転ばぬ先の杖」という言葉もあるように、今日の避難訓練を実施して、疑似体験をすることは、本当に意味のあることです。皆さんは、こうした避難訓練を小学校の頃から何度も経験していると思いますが、とにかく大原則は「自分の命は自分で守る」こと、そして、人に頼るのではなく、人を助けられるような行動をしてほしいと思います。
そして、今日は家に帰ったら、「いざという時の準備」について家族の人と確認をしておくと良いと思います。何かあった時に大切な家族が落ち合う場所や時間など決めておいて損にはならないはずです。ぜひ話をしてみてください。
令和5年度 対面式 校長挨拶
皆さん、おはようございます。校長の高松です。昨年度と同様に、この対面式だけは、リモートでの実施となりました。今後については、感染状況などを見ながら、徐々に通常の形に戻していければと考えています。
さて、この対面式は、本来皆さん一人ひとりの成長とともに、川口北高校の発展という、同じ志を抱く新入生と上級生が交流を深める場です。この4月からは、新型コロナウイルスへの対応方針がかわり、昨年度とは違ったコミュニケーション力が求められることになります。新入生の皆さんは、受け身の姿勢ではなく積極的に先生方や上級生とコミュニケーションを取ってください。
では、まずは新入生の皆さんへ。昨年度の高校受験では、相当な努力をして本校への入学を果たしたことと思います。ただ これはゴールではありません。これからの世の中では、誰かから教えてもらっただけの知識、例えば学習塾に通うことによって伸ばされた学力などには、そのうち限界が見えてきます。自分自身をさらに成長させるためには皆さん自身の力で知識・技能を身につけ、考え、判断、それを表現すること。さらに ただ勉強ができるだけではなく、自主的に学びに向かう力や人間性を磨くことが求められます。 本校に入学したことだけに満足せず、勉強は当たり前に、そして部活も学校行事も全力で、自分の可能性を信じて、今日から努力をし始めてください。明日からやるという人に限って、面倒くさいことはどんどん先延ばしにします。まずは動き出すこと、実行あるのみです。 新入生の皆さんにもう一つ。皆さんは「凡事徹底」という言葉を知っているでしょうか。これは日々、当たり前のことを当たり前に行うということですが、北高生として日々実践してもらいたいこと として「明るく爽やかな挨拶」「気持ちの良い返事」「清潔感溢れる服装」「心を込めて行う清掃」などがあります。例えば、コミュニケーションの第一歩である挨拶。顔見知りであるかないかを問わず、本校に関係のある来校してくる外部の方々にも、大きな声で、笑顔で挨拶をすると、言われた方はその日1日を気持ちよく過ごせます。何ていうことのない、本当に当たり前のことですが、これを継続すること。そこに大きな価値があります。ぜひ「凡事徹底」を忘れないでください。
また、本校では、創立以来、半世紀がたち、1万7千人以上の先輩方が社会で活躍しています。入学式の式辞でも言いましたが、その先輩たちが築いてきた、素晴らしい校風と伝統を引き継ぎ、母校を愛し、川口北高校の生徒としての新たな一歩を踏み出してもらいたいと思います。そして現在、本校には、大変素晴らしい上級生がいます。県下に誇れる、文武両道の精神のもと、何事にも頑張り、そして品格ある立派な上級生です。新入生は、まず、先輩の学校生活に取り組む姿勢と行動を 見て、学んで、そして自分のスタイルを作り上げてください。そして、1日も早く、川口北高校を理解し、チーム川北の一員になれるよう応援しています。
2年生,3年生の皆さん、先輩として、プライドを持ち、新入生を優しく迎え入れてください。川口北高校の品格を重んじ、「高いレベルでの文武両道」を 目指す、本校の伝統と文化を継承してください。新入生にとって頼れる上級生、尊敬される上級生であってほしいと思います。上級生に導かれることで、新入生も川北生としての自信と誇りが芽生えると思います。
ここ、川口北高校に集う皆さんが、コロナ後の新たなコミュニケーション力を身に着け、プライドを持ち、愛校心をはぐくみながら、本校の新たな歴史を作ってくれること期待しています。