校長のことば
第48回卒業証書授与式 式辞 【令和6年3月16日】
厳しい寒さも幾分やわらぎ、暖かな日差しを受け、ここ木曽呂の丘でも春の兆しを感じるこの良き日に、PTA会長 伊藤洋二様、後援会会長 木村卓史様、同窓会常任理事 佐々木雅一様の御来賓をはじめ、多数の保護者の皆様の御臨席を賜り、埼玉県立川口北高等学校 第四十八回卒業証書授与式を挙行できますことは、本校にとりまして、この上ない誇りであり喜びでございます
ただいま卒業証書を授与いたしました三百四十四名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。皆さんは令和三年四月六日、本校の門を大いなる理想を抱いてくぐりました。その頃は、コロナ禍による制限がたくさんあり、本来の教育活動とは ほど遠い状況下での高校生活のスタートだったと思います。そんな中でも、皆さんは三年間、良く学び、厳しく自分を鍛え、川口北高校で大きく成長してきました。今年度に入ってからは、勉強面では、多くの人が難関大学を目指し、毎日の学習を積み重ね、よりグローバルな視点から全国レベルでの大学選択をしてきました。部活動では、陸上競技部のインターハイ出場をはじめ、文化部も運動部も切磋琢磨し、関東大会出場など高いレベルでの成績を残し、その活躍は本校の記念すべき創立五十周年の年に花を添えてくれました。これらのことは、皆さん一人ひとりの努力もさることながら、皆さんを温かく見守り支えてきた御家族や先生方、御支援を頂いている多くの皆様のお蔭でもあります。現在の自分がこの卒業の時を迎えられるのは、こうした方々の支えがあってのことだと自覚し、感謝の気持ちを忘れてはなりません。
さて、卒業にあたり二つほど話をいたします。まず一つ目は「大きな夢を持ち続けてほしい」ということです。このことについて、今年の七月から発行される新一万円札の肖像画に選ばれたことで、大きく注目された埼玉県出身の実業家「渋沢栄一」の話をしたいと思います。
「近代日本経済の父」と呼ばれた渋沢栄一は、幕末から明治期にわたる日本経済の発展には欠かせない人物の一人です。江戸幕府のヨーロッパ視察団の一員として随行し、先進的な技術や産業を見聞し、近代的な社会制度を知ったことが、のちの彼の実業家としての基盤となりました。その後、明治新政府に招かれ新しい日本の国づくりに奔走することになります。中でも、日本初の銀行や、世界遺産としても有名な富岡製糸場の設立などを手掛け、その後も五百以上の企業の創設・育成に関わりました。彼の考えは、「儲けのみを追求するのではなく、世のため人のために働いて儲ける」、つまり「公共の利益を追求することで皆が幸せになり、ひいては国が豊かになる」というものであり、こうした大きな夢を描いた実績が、今日、評価される一因になったと言われています。そんな渋沢栄一が語ったとされる名言のひとつに「夢七訓(ゆめしちくん)」があります。
夢なき者は理想なし 理想なき者は信念なし 信念なき者は計画なし
計画なき者は実行なし 実行なき者は成果なし 成果なき者は幸福なし
ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず というものです。
まとめると、「幸せな人生は、夢を持つところから始まる」ということであり、皆さんにも、ぜひこれを実践してもらいたいと思います。
これからの世の中は、生成AIをはじめとするさまざまな新しい技術が発達し、人間の考え方や生き方そのものを変える新たなフェーズに入ると予測されます。現在ある職業は、その半分近くがなくなり、皆さんの働き方などが大きく変わるとも言われています。大学進学や、就職だけがゴールではありません。渋沢栄一の言うように、生涯大きな夢を持ち続け、川口北高校で培った文武両道、凡事徹底、自学自習の精神、また「チーム川北」として身に付けたコミュニケーション力などに一層磨きをかけ、自分の持つ限りない可能性をさらに引き出していってほしいと思います。
二つ目は、私と同様に、これから川口北高校が母校になる皆さんの今までの頑張りを称えたいと思います。皆さんの中学三年生の時を思い出してみてください。志望校を決めるために、たくさんの学校説明会などに足を運び、川北を選んでくれました。そして、入試を突破するために塾に通ったり、夜中まで勉強したりして頑張りました。その結果、晴れて川北に入学することができました。あの時の合格の喜びは、今でも忘れられないものではないでしょうか。
その後、皆さんが四十八期生として入学してからは、中学校との違いに戸惑い、勉強と部活動の両立に悩んだ人もいたでしょう。そんな時、苦しいながらも友達や家族、先生たちがそばにいたことで、頑張れた人がいたと思います。また、新型コロナウイルスが流行っていたことで、多くの制限があり、マスクの着用も当たり前でした。友達の顔がよくわからず、新しい友達を作ることに苦労した人もいました。しかしそんな中でも、皆さんは勉強や学校行事に全力でぶつかっていくことができたと思います。
高校三年生になってからは、受験本番の一年として、本当に多くのプレッシャーと闘いました。文武両道を貫き、最後の引退の時まで部活動に熱心に取り組んだ人、薄暗い早朝から夜遅くまで学校で勉強した人、補習や予備校の講習に毎日欠かさず時間を費やした人、夏休みには一日十時間以上も机に向かった人、高校生活の最後に思いっきり文化祭や体育祭に力を注ぎこんだ人など、皆さんの頑張りは本当に素晴らしかったと思います。大学入試の結果が続々と入ってきましたが、あくまでも人生の通過点です。これからの人生をより良いものにするため、今までの自分の頑張りを信じて、今まで以上に熱く、何事にもチャレンジを続けてください。皆さんなら絶対にできるはずです。
川口北高校の第四十八期生として入学した皆さんも、いよいよ今日旅立ちます。川口北高校の卒業生としてのプライドを持ち、社会に出てからも困難に立ち向かい、大きな夢を持って、明るく、元気な社会の一員になることを期待しています。
保護者の皆様に、お祝いとお礼を申し上げます。お子様の御卒業、誠におめでとうございます。十八年間お子様を大切に育て上げ、喜びもひとしおのことと思います。お子様たちは大変立派に成長しました。三年間にわたり、本校の教育の充実、発展のために温かい御支援、御協力を賜りまして厚く御礼を申し上げます
結びに、本日、御臨席を賜りました御来賓の皆様にお礼を申し上げますとともに、卒業生一人一人の将来に幸多からんことを心から祈念して式辞といたします。
令和六年三月十六日
埼玉県立川口北高等学校長 高松 健雄
1月9日 全校集会 校長講話「災害への対応と新年に期待すること」
皆さん明けましておめでとうございます。新年は新たな目標を立てるなど、順調に進んでいるでしょうか。本来であれば、明るい未来への話をしたいところですが、まずは、能登半島地震と羽田空港の事故について触れたいと思います。
元日の夕方、能登半島では、関東地方でも相当な揺れを感じる「震度7クラス」の地震がおこりました。これだけでも、「正月気分どころではない」と思っているところへ、1月2日の羽田空港での飛行機事故があり、とんでもない年明けになってしまいました。
どちらも被害に遭われた方々には、ご冥福をお祈りし、そしてお見舞いを申し上げたいと思います。また、こういう時だからこそ、生徒の皆さんにも、災害や事故について改めて考えてもらいたいということ、私たちが今できることを考え、精一杯やらなければいけないということをお伝えしようと思っています。地震については、津波の被害こそ東日本大震災に比べて少なかったにせよ、やはり津波の怖さを改めて思い出しました。また、あれだけ大きな揺れで家屋が倒壊したり、道路が陥没したり、火災がおこったりしたことで、やはり自然災害には人間の力など、本当にちっぽけなものだ、ということを思い知らされました。まだ、行方不明の方がいたり、避難生活をしている人たちが多数います。1人でも多くの方の命が助かり、その生活が1日でも早く元に戻るようお祈りしたいと思います。ただ、ひとつだけ言えることは、東日本大震災などのさまざまな経験から、避難をはじめとする対応力や、その後の災害への動きの速さについては、ある程度は進歩・工夫されているのだということも確認ができました。
もう一方の、羽田の飛行機事故については、「日航機の乗客乗員が全員無事だったことは奇跡的だ」と、国内外からもとても高い評価を受けています。そこでは、衝突後、炎が上がった後の避難の際に、機長との連絡がうまくいかなかったにもかかわらず、客室乗務員の方が適切に判断し、乗客の皆さんがその指示にしっかりと従い、行動ができたからこその結果なのだと思います。犠牲者が出たことはたいへん残念ですが、それが最小限で済んだことは、不幸中の幸いですし、普段から、皆さんが行っている学校や職場での訓練の重要性を改めて感じることができました。皆さんに改めて伝えますが、災害や事故はいつ襲いかかってくるかわかりません。日常の備えと行動、そして経験値を高めるための防災訓練などを大切にしてください。
さて今日は、災害の話をしたこともあり、新年を迎えるにあたって、ひとつだけ皆さんに期待することをお話します。3年生の皆さん。今まで、自分を追い込み、日々努力を重ね、受験に向けての準備をしてきたと思います。努力は決して裏切りません。今週末にはいよいよ共通テストです。試験会場は本校で行われます。それをぜひ、自分にとってプラスにしてください。試験会場に向かうのに余裕をもった時間で起きたり、その時間のペースで家を出たりして、あと数日は身体のリズムを整えましょう。今まで、高いレベルでの文武両道を目指して努力してきた皆さんなら必ず、自分の実力を発揮してくれるものと期待しています。
1、2年生の皆さんは、これからの3ヶ月がとても大切です。2年生は3年生に向けての「いわゆる0学期」のスタートです。「先んずれば人を制す」とも言います。1年生は、自分の苦手科目を克服するなどして、進路選択の幅を広げてください。出来ないことの「愚痴」や「言い訳」、周囲の環境に対する「不満」や「不平」は非生産的です。どうしたらできるのか、どうすれば成果をあげられるのか、自分が置かれた立場で工夫をし、物事を考えてください。
最後になりますが、ひとつ良いお知らせを紹介します。今朝ほど、茨城県の稲戸井駅の方から学校あてにお礼の電話がありました。詳しいことまでは言いませんが、1月6日に本校の生徒が、ケガだか病気の方の救急対応をしてくれて、本当に助かった、感謝しているというものでした。対応してくれた生徒、本当にありがとうございました。校長としてとても嬉しく、また誇りに思っています。
新年早々、厳しい話が多かったと思いますが、寒い日がまだまだ続きます。風邪などひかないよう、十分な計画と実行力でこの冬を乗り切ってください。
12月22日 全校集会 校長講話「夢を描くことから始めてみませんか」
皆さん、おはようございます。早いもので、今年も残すところ、今日を入れてあと10日、3年生にとっては、共通テストまで3週間となりました。
今年1年を振り返ってみると、コロナ禍が落ち着き、勉強でも部活動でも、ほぼ通常通りにできるようになりました。校長の立場から見て、学校全体としては、勉強と部活動の両立を図ろうと、よく頑張ったと思います。文化部、運動部を問わず、関東大会や全国大会に進出したこと、またそれ以外のところでも自分たちの力を発揮して、それぞれが活躍をしたことが今年はたくさんありました。
私としては、こうした皆さんの活動の様子を、ホームページやインスタグラムで発信してきましたが、学校の魅力を外部に伝えながら、皆さんの「人」としての成長をたいへん強く感じることができたと思っています。
さて、今年の4月から12月までの校長面接では1,000人以上の皆さんと話をしました。そこでは、様々な夢や希望を持ち、時には迷ったり、もがいたりしながらも、この川口北高校で充実した毎日を送っているということを聞くことができました。その中で強く印象に残ったことは、「大きな夢や希望を語っている人ほど、日々の努力を重ねている」という事実です。逆に言えば、日々の努力が足りないと感じている人は、将来のことも未確定だったり、まったく考えていない、ということもあったと記憶しています。
そこで今日は皆さんに、ディズニーランドの創始者であるウォルト・ディズニーの有名な言葉を紹介したいと思います。それは・・・・・「 If you can dream it , you can do it. 」です。
日本語では「夢を描くことができれば、それは実現できる」というものです。
例えば、家を作ろうとしたら、まず「設計図」を書いて、どんな形にするかを決めてから作るように、夢を実現させるためには、まずは「思い描くこと」から始めなければいけないということです。今、ここにいる3年生の中には、受験直前でネガティブな気持ちになっている人が結構いると思います。第1志望校への合格を勝ち取りたいのなら、まずは合格が実現した後のことを鮮明にイメージすることが大切です。
そしてもう一つは、今日の段階で多少模試の成績などが伸びていないとしても、それはこの際、気にせずに、まずは今日から共通テストまでの3週間、過去最高に必死になって勉強してみてください。そして、朝型の勉強を貫いてください。たったの3週間では、どうにもならないと思うかもしれませんが、実はここで頑張れるか、頑張れないかが皆さんの一生を左右する大切な期間だと私は思っています。
少し大げさに言うと、今日からの3週間、必死に頑張って受かった人、あるいは必死に頑張ったけれど、第1志望校には受からなかった人については、「この3週間は、とにかく頑張れた」とか、「必死に頑張ったけれど、それ以前の準備が足りなかったから、第1志望校に受からなかった」ということであれば、それなりに納得はできるのだと思います。しかし、ダメなのは、「この3週間、必死に頑張ることもせず、結果としてそれなりの大学には受かったけど、最後は何となく頑張れなかった」とか、「やろうと思ってはいたけれど、たったの3週間でさえも、自分は頑張れなかったんだ」という気持ちのまま、受験シーズンを終えることです。その場合、今は感じないかもしれませんが、将来、自分に対する悔しい思いをずっと引きずっていくことになるかもしれません。とにかく、今日からの厳しい冬の3週間を「必死になって頑張れた」「やるべきことはやり切った」と胸を張って言えるように、全力で机に向かってください。そして、朝型です。チーム川北の応援団長として見守りたいと思います。
1・2年生についても、これに通じる所があると思いますが、文武両道の精神を掲げる川北では、勉強と部活動の両立、自学自習、黄金サイクルの徹底など、どんなことでも当たり前のことを当たり前にやる、いわゆる「凡事徹底」を皆さんに求めています。全ては、高校を卒業してからの人生を豊かに、幸せに、そして充実したものにしてほしい、という思いから、皆さんにはレベルの高い、ある程度、厳しい要求をしています。ぜひ、最後までやり切った自分自身の未来の姿を描いてみてください。その上で、日々の地道で、着実な努力を積み重ねてください。
そこで1・2年生の皆さんには、私から冬休みの宿題です。それは、かねてから全校集会や校長面接でも、私が皆さんに言っている「目標を立てる」ということです。ウォルト・ディズニーの言う「夢を描くこと」とは、皆さんの現実に置き換えれば、まさしく、それぞれの個性や能力を生かした「将来の目標を立てる」ということです。そして、そこから逆算して、いつまでにどんな力をつける必要があるのか、何をどのくらいやれば良いのかという期限や数値目標を設定してください。
また、目標が大きすぎたり、長すぎたりすると、雲をつかむような話になってしまいがちです。そうならないためには、まずは短期の、短いスパンの目標を立てることです。そして、目標が達成できたかどうか、結果を自分で検証し、上手くいかなかったならば、修正を加え、再度チャレンジをすることです。ここで一番ダメなのは、目標すら立てずに、目標に向けた努力を1ミリもしないことです。まずは「明日から」ではなく、「今日から」小さな目標への挑戦、スモールステップを実行してみてください。
最後に、有名なフレーズですが、皆さんにアメリカのウイリアム・ジェームズという心理学者の言葉を贈って、今年を締めくくりたいと思います。
「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」
風邪などひかないように健康に留意して、事故なく、充実した冬休みを過ごしてください。
令和5年度 第3回学校説明会 校長挨拶
受験生の皆さん、そして保護者の皆様、こんにちは。本校校長の高松でございます。本日は川口北高校の第3回学校説明会に、お越しいただき、たいへんありがとうございます。心より歓迎申し上げます。
まず初めに、本日、ここに来ていただいた大部分の受験生の皆さんにとって、今日が「第一志望校決定の説明会だ」ということを前提にお話をさせてもらおうと思っています。皆さんの中学校でも三者面談などを通して、最終的な志望校を決める話が進んでいると思いますが、1番不安なのは学校になじめるか、入学してからどんな先輩やどんな同級生と3年間過ごすのか、ということだと思います。そのため、今、皆さんがいる教室には、本校生徒を担当として配置していますので、私や教頭の話の後に、ぜひたくさんの体験談などを聞いてもらい、多くの質問をしていただけると良いと思います。また、よく聞く話ですが、勉強について行けるのかという不安もあると思います。私が行っている全校生徒との校長面接で聞いた話ですが、特に1年生は入学直後、中学校との勉強の量と内容の違いに戸惑っているようです。ただ初めは忙しくて大変ですが、入学して2カ月くらいで慣れてくるということですし、友達同士や教員のサポートもありますので安心してください。
2点目ですが、本校はご案内の通り今年度、創立50周年を迎え、その記念すべき年にさまざまな挑戦をしています。今皆さんが手にしている「制服リニューアル」の案内にあるように、来年から制服が大きく変わります。ちょうど先週、創立50周年の記念式典で新制服の披露をしましたが、本校生徒がモデルとなった様子を、公式インスタグラムで見ることができますので、後ほどぜひご覧いただきたいと思います。また、このインスタグラムでは、本校の日常の授業や部活動の様子、文化祭や体育祭などの学校行事の様子など、川北の魅力を日々発信しています。ぜひ、多くの方々に見ていただき、ぜひフォロワーになっていただけると嬉しく思います。一方、実際に見ていただけばわかることですが、私立高校や新しくできて、まもない学校とは違って、決してピカピカの奇麗な校舎ではありません。しかし毎日、心を込めて清掃をして丁寧に使っている校舎です。また、学校周辺や敷地の中にも緑があり、自然豊かな落ち着いた環境で、学習に、部活動に、学校行事に頑張っている生徒たちがたくさんいますので、この後の部活動見学などでは、生徒たちの実際の姿をよくご覧いただきたいと思います。
3点目ですが前回同様、校長として歴代校長から引き継がれている『川口北高生に求めること』についてお話したいと思います。まず第1に川北生に求めることは、「品格」を持ってほしい、ということです。何も難しいことを求めているわけではありません。「明るく爽やかな挨拶」、「気持ちのいい返事」「清潔感あふれる服装」「心を込めて行う清掃」など、日々、当たり前のことである「凡事」を徹底して行うことを求めています。これこそが本校の校風を創り上げた原点になっていると考えていますので、今後も大切にしていきたいと思います。
第2に求めるのは「高い志」を持つことです。コロナ禍や事件・事故、世界各地で起こっている紛争など、この激動の世の中を生き抜くためには、「高い志」を持つことが大切です。自分が将来、何をしたいのか、どんな生き方をしたいのかを考え、生涯にわたって、社会に貢献するという強い意志を持ってほしいと思います。そのために本校では、勉強でも、部活動でも、すべてにおいて積極的に自分を磨き、自分を高めることが必要だと考えています。
第3は、「授業」を大切にすることです。本校では近年、多くの大学で重視されている、文系や理系に偏らない教育、これを「文理融合教育」と呼んでいますが、これを高校段階で実現することを目指しています。そのため、1・2年生では、文系理系に分けることなく、全員がまんべんなくすべての教科目を学ぶことを基本としています。一部の高校では、徹底的に大学受験だけを目指す予備校的な学習だけをしている所もありますが、本校では受験に役立つ力をつけることはもちろん、高校生の今の時期だからこそ、大学に入ってから役に立つ力、または社会に出てから役に立つ力を身に付けさせたいと考えています。
以上の3つのことを求め、生徒と教職員、そして保護者の皆様の協力を得ながら「チーム川北」として、夢の実現に向かって行くことこそが、「川北の伝統であり校風」として受け継がれているものです。ぜひ、皆さんも本校に入学して、充実した高校生活を送ってほしいと思っています。
さて、最後になりますが冒頭にも話した通り、今日は受験生の皆さんに「川口北高校」を第1志望校として決めてほしいと思ってお話をしています。これまでの半世紀にわたる歴史の中で、多くの先輩方が創り上げた『伝統と校風』が今日の川北の支えとなっています。常に前向きな姿勢で、物事に真面目に取り組み、たとえ失敗したとしても簡単には諦めず、粘り強く頑張れる生徒が育つ学校です。また、生徒一人ひとりを大切にする教育、文武両道と自学自習に励み、地道で真面目な学校です。皆さんの才能やその可能性を、ぜひ川北で育て、開花させましょう。そして、4月から川北生になって新たな歴史を刻んでほしいと思います。これから、12月にかけてもっと寒くなると思います。体調を崩したりすることがないように、自己管理だけは怠らないでください。
それでは皆さんの健康と成功をお祈りして、私の話は終わりたいと思います。ご清聴ありがとうございました。
創立50周年記念式典校長式辞(令和5年11月18日)
式辞
本日、県教育委員会をはじめ多数のご来賓の方々のご臨席を賜り、埼玉県立川口北高等学校創立五十周年記念式典を挙行できますことは、私ども本校の教育に携わってまいりました者にとりまして、誠に喜ばしいことであり、心より感謝申し上げます。
本校は昭和四十九年に、見沼代用水東西の両路と芝川の周辺という自然豊かな川口木曽呂の地に開校いたしました。そして、開校より今日に至るまで、地域の皆様に支えられながら、地域から信頼される人材育成に邁進してまいりました。
これまでの五十年を振り返ると、黎明期には「若く新しい学校であるがゆえ、教職員の教育に対する情熱は燃えるように盛んであり、常に新しい工夫をしながら毎日の教育実践が展開されていた」と、現在でも発刊され続けている、本校の教育実践を記録した「川口北高の教育」という小冊子の創刊号に紹介されています。また、時代を経て新しく生まれ変わる過渡期においては、歴代の校長先生をはじめとする教職員の皆様が築き上げた土台の上に、生徒の進学や部活動の実績も大いに向上し、「文武両道の進学校」としての道を歩みはじめました。さらに、その後も着実に成長を続け、埼玉県南部地区有数の進学校としてその名を県下に轟かせ、現在の成長期へと繋がる「川北の歴史と伝統」が受け継がれてまいりました。こうした本校五十年の歩みを支えていただいた多くの教職員の皆様に心より感謝を申し上げます。
令和元年度の終わりに、私たちの前に新型コロナウイルスという目に見えない大きな壁が立ちはだかり、「臨時休業」や「分散登校」、学校行事の縮小や部活動の制限など、かつて経験したことのない対応を迫られることとなりました。しかし、この間も生徒、保護者、そして教職員の「チーム川北」による積極的な取り組みにより、感染防止対策の徹底が図られ、独自にICT活用を進めるなど、学びを止めない体制を整えることができました。今年度になり、感染拡大にもようやく明るい兆しが見えてくるとともに、創立五十周年という、未来へとつながる記念すべき年を迎えることとなりました。
現在本校では、「文武両道の精神のもと、高い志と品格を備えた未来を拓くグローバルリーダーを育成する学校」を目指す学校像とし、文理融合の理念のもと、新たな教育課程を編成し、ICTの活用や教科横断型の探究活動などの新しい学びを創ることに取り組んでいます。単なる知識の習得だけでなく、生徒の「知りたい」という疑問から始まる真の学ぶ力を育成し、国公立大学や難関私立大学への進学実績の向上に繋げています。また、「高いレベルでの文武両道」を掲げ、部活動では運動部・文化部ともに、全国大会や関東大会に出場するなどの実績も上げています。さらに、全校生徒との校長面接や数々の個人面談により、生徒一人ひとりを大切にする教育も継続しています。こうした日々の地道な取り組みによって、今日の川口北高校の価値が高められ、多くの方々から信頼を得ることができるようになったのだと思います。
さて、生徒の皆さん。すでに知っての通り、私は本校に初めて赴任した卒業生の校長であり、第7期の卒業生として、皆さんの先輩にあたります。創立五十周年を迎えた記念すべき年に、母校の教育に携われることをたいへん光栄に思うとともに、その責任の重さも実感しています。本校の黎明期を生徒として過ごした私だからこそ、今の生徒の皆さんに伝えるべきことがあると考えています。それは、いつの時代にあっても、わが母校である川口北高校は、常に前向きな姿勢で、物事に真面目に取り組み、たとえ失敗をしたとしても簡単には諦めず、粘り強く頑張れる生徒たちを育ててきた学校だということです。一万七千余名の卒業生の諸先輩方がそのバトンを繋ぎ続け、歴史と伝統の中から今の校風を創り上げてきてくれました。皆さんには、そのバトンを受け取り、多くの学びや発見をしながら、更なる発展を遂げてもらいたいと思います。
結びに、創立五十周年記念事業の計画から実施に至るまで、ご支援をいただきました実行委員会の皆様、これまで本校の充実・発展のためにご尽力いただきました、地域や関係機関の皆様、そしてPTA・後援会、同窓会や生徒、保護者、教職員の皆様に、心よりお礼を申し上げますとともに、新たな五十年に向けて歩み始めた川口北高校に一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、式辞といたします。
令和五年十一月十八日
埼玉県立川口北高等学校長
高松 健雄
令和5年度 第2回学校説明会 校長挨拶
受験生の皆さん、そして保護者の皆様、こんにちは。本日は川口北高校の第2回学校説明会に、お越しいただき、たいへんありがとうございます。心より歓迎申し上げます。
さて、本校はご案内の通り今年度、創立50周年を迎えました。この半世紀にわたる歴史の中で、当然県立高校なので私立高校や新しくできた学校の施設や設備にはかないませんが、多くの先輩方が創り上げた『伝統と校風』が今日の川北の支えとなっています。
ピカピカの奇麗な校舎ではありませんが、自然豊かな落ち着いた環境で、学習に、部活動に、学校行事に頑張っている生徒たちが、たくさんいますので、ぜひ今日は、生徒たちの実際の姿をよくご覧いただきたいと思います。また、8月の第1回説明会の話ですが、創立50周年の記念の年でもあり、「川北の挑戦」と位置付けて「制服のリニューアル」や「公式インスタグラム開設による川北の魅力発信」などさまざまな改革に挑んでいるということをお話ししました。さらに、文武両道と自学自習によって、進学実績や部活動の活性化につながっていること、そして伝統ある「校風」についてもお話をしました。この時の内容は本校の学校ホームページの「校長室より」の中に「校長のことば」として、掲載していますので、後ほどご覧いただければ幸いです。
また、先ほど言った公式インスタグラムについては、配付物の中に「制服リニューアル」のチラシがあると思いますが、そこにQRコードがついていますので、ぜひ川北のイベントや日常の様子を画像でご覧下さい。そして、よろしければフォロワーになっていただけると、作っている者の励みにもなりますので、よろしくお願いいたします。
さて、少し前置きが長くなりましたが、今日は校長として歴代校長から引き継がれている『川口北高生に求めること』について3点ほどお話したいと思います。
まず第1に川北生に求めることは、「品格」を育ててほしい、ということです。何も難しいことを求めているわけではありません。「明るく爽やかな挨拶」、「気持ちのいい返事」「清潔感あふれる服装」「心を込めて行う清掃」など、日々、当たり前のことである「凡事」を徹底して行うことを求めています。これこそが本校の校風を創り上げた原点になっていると考えていますので、今後も大切にしていきたいと思います。
第2に「高い志」を持つことです。コロナ禍や事件・事故、世界各地で起こっている紛争など、この激動の世の中を生き抜くためには、「高い志」が必要です。「志」とは、生涯にわたって、社会に貢献するという強い意志を持つことでもあります。そのために川口北高校では、勉強でも、部活動でも、すべてにおいて積極的に自分を磨き、自分を高めることが必要だと考えています。
第3には、「授業」を大切にすることです。本校では近年、多くの大学で重視されている、文系や理系に偏らない教育、これを「文理融合教育」と呼びますが、これを高校段階で実現することを目指しています。そのため、1・2年生では、文系理系に分けることなく、全員がまんべんなくすべての教科目を学ぶことを基本としています。一部の高校では、徹底的に大学受験だけを目指す予備校的な教育だけをしている所もありますが、本校では、受験に役立つ力をつけることはもちろん、高校生の今の時期だからこそ、大学に入ってから役に立つ力、または社会に出てから役に立つ力を身に付けさせたいと考えています。
以上の3つのことを求め、生徒と教職員、そして保護者の皆様の協力を得ながら「チーム川北」として、夢の実現に向かって行くこと こそが、川北の伝統であり校風として受け継がれているものです。ぜひ、皆さんも本校に入学して、充実した高校生活を送ってほしいと思っています。
さて、最後になりますが、校長として本日は受験生の皆さんに「川口北高校」を第1志望校として決めてほしいと思ってお話をしています。一人ひとりを大切にする教育、文武両道と自学自習に励み、地道で真面目な学校です。皆さんの才能やその可能性を、ぜひ川北で開花させましょう。
また、夢や希望があるところには必ず試練はつきものです。今がもしかしたら、皆さんにとって受験勉強で一番きつい時期かもしれません。偏差値の「2」とか「3」に一喜一憂するのではなく、将来の夢や希望を実現するための試練だと思い、粘り強く受験当日に向けて頑張ってほしいと思います。これから、冬にかけて体調を崩したりすることがないように、体調管理だけは怠らないでください。では皆さんの健康と成功をお祈りして、私の話は終わりたいと思います。
10月2日 後期始業式 校長講話 「前期総括、ストレス、成長する人とは・・・」
皆さん、おはようございます。2学期制の川北では今日から後期が始まります。そろそろ季節は秋です。このあと暑さも収まってくるでしょうから、計画的に有意義な時間の使い方をしてください。
では今日も三つほどお話をしたいと思います。まず一つ目は前期の総括です。改めて振り返ると5月にコロナウイルスの扱いが変わり、学校生活のいろいろな場面で、昨年とは違って制限が緩和され、気持ち的にも少し落ち着けたのではないでしょうか。今日ここにいる皆さんは、発熱などもなく健康状態は万全だと思いますが、やはり扱いが変わったとしてもウイルスがなくなったわけではありませんし、インフルエンザなどの他の感染症にも気を付けなければなりません。また、今年の夏は天候の面でも猛暑日が連続したり、地域によっては大雨の被害が出たりして、自分たちの意思ではどうにもできないこともたくさんありました。しかし、そんな状況であっても時は進んでいきます。周りの環境に簡単に左右されず、スムーズな日常生活を過ごすためにも、自ら考え、自ら工夫をして、充実した「後期」にしてほしいと思います。
次に2つ目ですが9月から秋にかけて多くの高校生が感じるであろう「ストレス」についてです。 皆さんは日々の生活が忙しい人がほとんどだと思いますが、その中で多かれ少なかれ生きている限り 悩みやつまずきは誰にでもあるものです。しかし、今の生活の中で苦しいながらも、自らの生活リズムを整えて、「文武両道」「自学自習」に取り組めている人もいます。もしも、自分のやることがうまく行かなくて「ストレス」を感じている人は、まずは身近なクラスの仲間、部活の仲間などをよく見てみてください。そして困った時にはコミュニケーションを取ってください。 特効薬などはありませんが、お互いに人を信頼し、相談をするなどして「ストレス」を乗り越えてほしいと思います。
特に3年生はこれから受験勉強が本格化します 。辛い 今だからこそ仲間が大事です。「受験は団体戦」という言葉は、実際にこの後感じてくると思いますが、川口北高の生徒として、最後まで諦めることなく、自分の進路希望を粘り強く叶えてください。先日の体育祭を見ても皆さんならできるはずです。また、1、2年生も同様ですが、何事も諦めず、継続をすること、やり切ることが大切ですので 頑張ってください。
三つ目は、「人の成長」についてです。4月からの約半年間、皆さんはどのように成長したでしょうか。前向きな学校生活が送れて、何かしらの努力の成果が出せたという人は、本当によく頑張ったと思います。しかし、すべてが100点満点とはいかない人もいるはずです。そこで成長を続ける人とそうでない人の特徴について話したいと思います。最近は大谷翔平選手のことばかりであまり話題にはなりませんが、野球で有名なイチローさんが、かつてこんなことを言っていました。「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道である。」また、もう一つ。「努力せずに何かできるようになる人を”天才”と呼ぶのなら僕はそうじゃない。」と言っていました。このイチローさんの言葉とも重なりますが「成長を続ける人」とは、将来こんな風になりたいとか、夢や目標を大事にする、前向きな人です。また、コツコツと努力を続けてチャレンジして、自分から行動ができる人です。さらに、失敗しても人のせいにはせず、逆に人にやさしく仲間の良いところがわかる人です。一方「成長できない人」というのは、自分なんかにできっこないとか、何をやっても駄目だと言う人。また、そう言いながら自分には甘く授業も家庭学習も受け身で消極的。そもそも努力が足りない人で、さらに人には厳しく色々と口実をつけて何かのせいにする人です。皆さんのこの半年間は、どちらに当てはまることが多かったでしょうか。完璧な人間などいるわけがありませんから、この「後期」のリスタートの際に、自分を振り返り、ぜひ「成長できる人」を目指してください。
最後に、せっかく川北に入学して、頑張っている皆さんですから、「文武両道」「自学自習」「凡事徹底」等を大切にし、そして実行して、後期も感染症防止に気を付けて充実した日を送ってください。
8月30日 全校集会 校長講話 「青春ってすごく密なので」から「敗者復活戦」へ
皆さん、おはようございます。今年の夏は例年になくとても暑かったですが、体調などの自己管理は、しっかりとできたでしょうか。また、夏休み前の集会でも話しましたが、皆さんにとって「覚悟を決める夏」になったでしょうか。
夏休みの前半を中心に夏季補講が連日実施され、また、SL-Roomなどで自学自習に励んでいる生徒もたくさん見ることができました。特に受験を控えた3年生にとっては、計画通り、充実した夏になったのではと思います。ただ、もしも、うまく行かなかったという人がいたなら、今ならまだ挽回ができます。これからの1日1日を大切にして、最後まで粘り強く、志高く、あきらめない姿勢を貫いてください。とにかく「完全燃焼」あるのみです。来年3月の進路結果の報告を期待しています。
また1・2年生にとっても同じことが言えると思います。9月以降は、もう一度計画を練り直して、川北生として、覚悟を持って「文武両道の実践と進路実現」を目標にした頑張りを期待しています。
部活でも学習でも「しんどいなあ、面倒だなあ」と感じた時が頑張りどころです。また、高校生は忙しいのが当たり前ですから、少し辛かったり、苦しいときには、誰かに相談したり、話をするだけでも構いませんので、1人で抱え込まずに「チーム川北」で乗り越えていきましょう。
2点目ですが、先日ある研修会で、今年の夏の甲子園で準優勝した仙台育英高校野球部の須江監督の話を聞く機会がありました。その須江監督の言葉について皆さんに紹介したいと思います。川北には野球部がないので、知らない人も多いと思いますが、仙台育英高校は昨年の夏の甲子園で優勝し、今年は連覇がかかっていたチームです。昨年優勝した時の「青春ってすごく密なので」という監督の言葉がマスコミで話題になり、今年も優勝を期待されていたところでした。
しかし、こちらもマスコミで大きく取り上げられた神奈川県代表の「丸坊主にしない慶応高校」に決勝で負けてしまいました。その時に須江監督が使った「人生は敗者復活戦」という言葉が今年も話題になりました。この研修会で須江監督曰く、「大切なのは挫折との向き合い方であり、挫折のない人生なんて存在しないし、面白くないんです。だからこそ人は人生において挑戦をするし、その挑戦は、ちょっとずつでも構わないので、何かを変える取り組みをすることが大切なんです。」と言っていました。
この話を聞いて、私自身の考え方にとても近く、皆さんにもこの話をぜひ伝えたいと思いました。目の前の困難から逃げ出すことなく、何ごとにも挑戦し続けること。そして、たとえそれが失敗であっても良いし、ある意味で失敗すること、失敗させることが次の挑戦につながるのだと思います。人の生活を考えてみても、成功ではなく、失敗に学ぶことの方が多いのではないでしょうか。
今、皆さんは毎日の生活の中で何かに挑戦をしているでしょうか。「しょうがないや」とか「もう無理」とか言って、挑戦することを止めたり、躊躇したりしていませんか。川北でのたった3年間の「すっごい密な高校生活」です。ぜひ、思い切り挑戦を続けてください。人生は「敗者復活戦」。失敗から学び、「敗者復活戦」から勝ち上がってほしいと思います。
最後になりますが連絡を2点。ひとつはいよいよ今週末は北高祭です。準備は順調でしょうか。先生方からも話があると思いますが、コロナ感染防止の徹底をしてください。北高祭の直前に、学級閉鎖や学年閉鎖などになってしまっては、皆さんの努力が水の泡となります。一般公開や北高祭そのものが急遽中止などにならないように、準備段階からいつもより少し高いレベルの換気と手洗い等の衛生対応をお願いします。お客さんもたくさん来ると思いますので、感染防止の対策は入念にしてください。
もうひとつは、7月の集会で言いましたが、公式インスタグラム開設についてです。おかげさまで、本日現在のフォロワー数が52日目にして「786件」になりました。しかし他の公立高校のトップは、すでにフォロワーが1000件を超えています。この北高祭期間も、多くの動画で川北の魅力を発信したいと思いますの、皆さんの協力をお願いします。
それでは、生徒、教職員、保護者からなる「チーム川北」全員の力で、創立50周年の北高祭を成功させましょう。皆さんなら、やりとげてくれると確信しています。
8月9日(水)学校説明会のお礼とコメント
【校長より】8月9日(水)の学校説明会へのご来校、ありがとうございました。
本日は川口北高校の学校説明会にお越しいただき、大変ありがとうございました。
川北を実際に体験してみて、いかがだったでしょうか。ご覧いただいたとおり、50年が経過した校舎なので、ピカピカというわけにはいきません。しかし、日々生徒や教職員が大切に使用している落ち着いた学び舎です。また、本校の生徒の案内などは、いかがだったでしょうか。自ら学び自ら行動できる生徒の姿は、本校の誇りでもあります。
ぜひ受験生の皆さんにも、本校の先輩たちのように、この教室で、高い志をもって学んでもらいたいと思っています。本日はありがとうございました。
※一部の教室でエアコンの調子が悪く、ご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
【第1回学校説明会 校長挨拶】
受験生の皆さん、そして保護者の皆様、こんにちは。本日は川口北高校の第1回学校説明会にようこそ、お越しいただきました。心より歓迎いたします。受験生の皆さんは、受験勉強は順調に進んでいるでしょうか。夏休み中ということで勉強の時間は十分にとれるとは思いますが、体調管理も重要です。睡眠時間を削って頑張っても、体調を崩したり、風邪をひいたりしたら、かえって勉強が遅れてしまいます。毎日の規則正しい生活を心掛けて、少しつらいかもしれないですが、受験生の夏を乗り切ってください。
それでは私からは、本校を第1志望校にしていただくためのお話をいくつか、したいと思います。まず1点目です。川口北高校は今年で創立50周年を迎え、今までの、半世紀の伝統を継承しつつ、これからの50年に向けたさまざまな改革に挑戦していきます。多くの公立高校よりも1年早く1人1台タブレットを導入した「ICT先進校」としての「iPadの更なる活用」や生徒自らが課題を発見し、主体的に学べる「川北独自の探究活動の推進」、個人の多様性にマッチした「制服のリニューアル」や公式インスタグラムの開設など、川北の挑戦はまだまだ続きますので、ぜひ、注目していただければと思います。
次に本校の実績についてです。創立以来この50年間、多くの方々の支援を受けながら「文武両道の進学校」としての地位を築くことができました。昨年度の進路実績では、現役生の国公立大学合格者が川北史上最高の68件となり、7年連続で50件以上となるなど、着実な結果を残しています。さらに、部活動では、昨年度は男子ハンドボール部、陸上競技部、演劇部が関東大会へ進出、書道部と美術部も全国レベルの展覧会等に入選しました。今年度も、女子ハンドボール部が関東大会に出場してベスト16に、陸上競技部3年生の西崎さんが、男子400Mハードルで北海道インターハイへの出場を決めました。特に部活動では私立高校が優位な今日、県立高校でここまでの実績をあげている学校の校長として、生徒たちとそれを支えている先生方の熱意と頑張りを高く評価したいと思います。
続いて、3点目ですが、高校選びをするにあたって先ほど話した進学や部活動の実績も大切だと思いますが、やはり自分自身にその学校の目指すものや校風が合っているかどうかが、非常に重要です。本校は校舎が新しく奇麗なわけでもありませんが、落ち着いた環境の中、文武両道を実践したいという真面目な生徒たちが集まる学校です。また毎日、朝のホームルームの前にSLタイムという自習時間を設定していて、いわゆる「自学自習」を進めています。派手さはありませんが、そんな日々の努力が実を結び、勉強でも、部活動でも、仲間とともに自分を磨き、自分を高めることができる学校です。ぜひ皆さんにも、同じ志を持つ仲間とともに、本校で学んでほしいと思います。
最後になりますが、川口北高校では、皆さんの夢と希望の実現に向けて、教職員一丸となって全力で応援していきます。皆さんが、新たな歴史をつくる川口北高校51期生として入学し、私たちと一緒に作る「チーム川北」の一員になってくれることを心から望んでいます。まだまだ、暑い日が続くと思いますが、皆さん、受験勉強、頑張ってください。
※以上が説明会当日の校長からの挨拶でした。
第1回学校説明会を終えて・・・
本校は今年で創立50周年を迎え、半世紀の歴史と伝統を受け継ぐとともに、これからの新たな50年に向けて、さまざまな改革に挑戦します。ICT先進校としてのiPadのフル活用、多様性に対応できる制服のリニューアル、川北独自の文理融合を目指した教育課題の再編成、学校ホームページや公式インスタグラムによる情報発信等々です。
特に公式インスタグラムの開設は、校長の私が自ら言い出したことでもあり、現在は自分で校内外を歩き回って撮影をしています。学校の生徒募集や地域の方々や同窓会の方々への情報発信は、学校のトップである校長がリーダーシップを取るべきだと考えています。そういう意味では、まだまだ映像等の出来栄えが今一つであること、本数もまだまだ少ないことなど、課題はたくさんありますが、始めることこそが挑戦だと思っています。これからも本校の魅力を皆さんにお伝えしていきますので、ぜひともフォローしていただけるとありがたいです。
(本校の公式インスタグラムはこちらをクリック ➡ 公式インスタグラム
今後は9月2日(土)・3日(日)の「北高祭」(生徒たちの非日常が見られるかも)、9月16日(土)・30日(土)の土曜公開授業(日常の授業の様子が見られます)、10月21日(土)の第2回説明会など、まだまだ本校の魅力をご覧いただける機会がございますので、ぜひともまた足をお運びいただければと思います。そして、「川北が第一志望です」と決めていただければ幸いです。
本日は、どうもありがとうございました。
校長 高松 健雄
7月全校集会 校長講話 「覚悟を決める夏に」
皆さんおはようございます。まず最初に連絡をします。昨日までの球技大会、猛暑の中、皆さんの力強さを見ることができ、校長として誇りに思っています。そんな学校の魅力をもっと発信して川北の価値を高めたいと思い、この夏休みから「公式インスタグラム」を始めてみることにしました。夏休み中の活動にiPadを持ってお邪魔すると思いますが、よろしくお願いします。
それでは、今日はあまり時間がないので、夏休みを迎えるにあたって2点だけに絞って話したいと思います。まず1点目はこの39日間の夏休みを「覚悟を決める夏にする」ということです。校長として特に3年生に伝えたいのは、「進路実現の夏」、そして1.2年生には「文武両道の実践と進路希望を決定する夏」です。
ともに進路という言葉を使いましたが、高校生にとって進路を決めるということは、ただ単にどの大学に進学するかを決めることではありません。進路について考えるということは、自分の人生をどう生きるか、10年後、20年後、50年後の人生について考えるということです。どうしたら納得のいく充実した人生が送れるのかを、しっかり考えてください。少なくとも「誰かに勧められたから」とか、「行けるところでいいや」という姿勢では、将来どこかで必ず後悔をします。
ですから高校での学びは、目先の大学進学のため、だけにあるのではなく、皆さんの一度限りの人生について考えることであり、必要な基礎を身に付けることです。授業や部活動、学校行事など、川北ならではの「文武両道の生活」を実践して、これからの人生に必要な基礎を身に付けるための夏にしてください。
では、どのように学び、何を身に付ければ良いのか。私から3つほどアドバイスを贈りますので、各学年に応じて考えてみてください。
まずひとつ目は「覚悟を決めること」です。自分の能力は自分しかわからないものです。少し無理かなと思われることでも、背伸びをして挑戦してみる覚悟を決めることです。覚悟を決めることで、「やるしかない」という前向きな気持ちになり、勇気が湧いてきます。
2つ目は「チャンスを逃さないこと」です。毎日の生活で、自分が成長できるタイミングは、どこかに潜んでいます。たまたま、できたことでも構いません。やる気になったり、達成感が得られた時を見逃さないください。とにかくやってみること、参加してみること、トライすることです。皆さんの積極性と冒険心が、自分自身の人生を切り開く突破口になります。
そして3つ目には「計画を立てること」です。高校生というのは、受験生だろうが、そうでなかろうが、忙しい毎日を送っている人がほとんどです。時間に追われたり、疲れが溜まったりすると、意欲がなくなり、「さぼりたい」、「逃げたい」という気持ちが湧いてきます。その時に耐えられるか、踏ん張れるかが勝負です。ですから、しっかりとスケジュールを立てて、優先順位を決め、自分に合った独自のルーティンを作り上げてください。
2点目の話ですが、今日は特に3年生に伝えたいことがあります。これから長く、厳しいであろう「受験勉強の夏」がやってきます。
皆さんは、自学自習オリエンテーションも終え、いよいよ受験本番です。校長面接では、高い志を持ち、東京大学、一橋大学を始めとする難関大学を希望する生徒が数多くいました。また、早慶上理などの難関私大、そして地方の国公立大学を目指す生徒も、たくさんいました。ぜひ、目標達成のため、毎日、必死になって受験に向けた取り組みを継続してください。
皆さんの先輩たちの合格体験談などを総合的に分析すると、川北の3年生のこの夏の勉強時間は、1日10時間!東部地区のある進学校ではこの夏休み中に500時間と言っている所もありますが、 皆さんにはまずは10時間。これを目標にしてください。決して大きすぎる目標ではありません。「夏を制する者は受験を制す」と言います。「何事にも、粘り強く、あきらめない姿勢」を貫くことが大事です。
また、部活動をまだ引退せず、徹底的にやりきろうという3年生もたくさんいます。不安はあるとは思いますが、やり切った者の強みは「粘り強さ」です。10時間とは言いませんが、毎日の授業がない夏休みは「質の高い勉強」をしてください。そして、文武両道、完全燃焼を極めてください。皆さんの努力は、決して噓をつかないと、校長として信じています。
最後に皆さんに一言。辛いときは誰かに相談し、チーム川北の精神のもと、「覚悟の夏、自分で自分を褒められる夏」にしてください。以上です。